初期研修医科 カリキュラム解剖学講座

目標

GIO

人体の構造的側面から、臨床各科で基礎となる正確な知識を学び、それを臨床の現場で応用することができる。

SBOs

  1. 人体の全身の構造について、画像診断との関係を正確に判断できる。
  2. 各専門領域で診断および治療上特に必要となる人体の部分の構造について、
    臓器・器官等の構造物の3次元的配置・位置関係が明確にイメージできる。
  3. 発生過程から考えることにより、特に外科的領域で必要な組織・器官の個人差のパターンが理解できる。
  4. 内科的側面からは、疾病の原因・診断及び薬剤の作用機序を理解する上で必要な組織構造を理解できる。

方略

ご遺体の解剖を通して、臨床各方面から診断および治療上特に必要となる人体の部分の構造について、発生過程を考慮しながら詳細に学ぶ。 さらに正常組織構造の観察を通して、病態と治療機序について理解を深める。胎児解剖・組織標本の解析を通して胎児の特異性についても学び、 発生生物学で行っている生後の疾患の素因形成の研究についても体験する。

成人ご献体の解剖
  1. 事前に解剖計画を立てて、特に詳細に観察する部分とその剖出法を明確にして、それに基づいて解剖を行う。
  2. 毎日、解剖の進行に伴いスケッチおよびレポートを作成し、指導を受ける。
  3. 正常な構造の個人差や病理所見等について文献を含めた考察を行い、指導を受ける。
正常組織像の観察
  1. iPADを用いて、正常組織像の観察、スケッチを行う。
  2. 教室所有のヒト胎児組織標本コレクション、およびマウス標本についても観察できる。
教室のカンファレンス、抄読会に参加する。
  1. 教室で行う研究に関するカンファレンスに参加し、研修期間中に自身の学習計画と進行状況、観察・検討結果について発表する。
  2. 教室の論文抄読・外書購読会に参加する。

評価

形成的評価

  • 研修計画が適切なものかどうか、指導教員が計画表を点検する。
  • 計画表に基づき、日々の研修の達成度を指導教員が評価する。
  • 指導教員が研修内容に基づいた解剖学的知識の確認を行う。
  • SBOsの達成度について、本人と指導教員による評価を行う。

総括的評価

  • 指導教員が研修終了時に提出された研修レポートの評価を行う。
  • 指導責任者が、研修終了時に、研修の基礎となる解剖学的知識と研修で得られた知識を口頭試問で評価する。
  • EPOC入力を活用して評価する。
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