しまね専攻医2024
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プログラムの特徴プログラムの特徴プログラムの特徴モデルプログラム 1,2年目は基幹施設にて研修を行い、3年目に連携施設で研修を行います。 連携施設研修では、本人の興味関心に応じて研修施設を選択ができます。各連携施設の雰囲気や特徴に十分に慣れることは、実りある研修への礎となると考えます。このため連携施設での研修期間は、1年間同一施設において行うことを基本としています<パターンA>。ただし、本人の希望や事情によっては6ヶ月ずつ2カ所の連携施設で研修を行うなどの対応<パターンB>も可能です。 いずれのパターンにおいても、精神保健指定医や総合病院精神医学会専門医(リエゾン精神医学専門医)の取得は可能です。24PROGRAMMESSAGE島根県立中央病院 精神神経科 部長森﨑 洋平 本プログラムは、10の施設群で構成されています。研修基幹施設である当院は、県の医療の中核を担う総合病院で、高度救命救急センターを有しています。こういった病院の特徴から、思春期から老年期に至るまで幅広い精神疾患を経験することが可能です。特に、精神科救急、自殺企図や身体合併症症例など、他の身体各科と協力しながら治療にあたるコンサルテーションリエゾンの分野では多数の症例を学ぶことができます。連携施設では、当院で経験できなかった症例が学べるよう工夫しています。専攻医へのメッセージ≪専攻医募集中!≫ こんにちは。指導医の森崎洋平です。当科は、1950年代から出雲圏域で公立総合病院精神科としての役割を果たしてきた歴史ある診療科です。精神科医は現在常勤4名が在籍しておりどの指導医もよく話を聞いてくれる優しい先生方です。看護師、薬剤師、心理士、ケースワーカーとの信頼関係は良好で大変働きやすい職場です。診療では、他科との連携に力を入れており、年間500件のコンサルテーション・リエゾン依頼に対応しています。そこでは自殺企図、せん妄、認知症、緩和ケア、周産期メンタルヘルス、身体合併症症例、アルコール依存、解離性障害など総合病院ならではの多彩な症例を経験できます。そのため、多様な病態を見立てる力、身体的な背景に配慮した薬物療法、多職種と連携する協調性、医療における倫理感など、精神科医として必要な資質を磨くことができます。当科で経験を積めば、きっと自分の成長が見えてきます。 私たちがみなさんの成長をサポートしますのでぜひ研修においで下さい!1年目2年目3年目ローテーションパターン〈パターンA〉連携施設(1年)基幹施設基幹施設連携施設(6ヶ月)連携施設(6ヶ月)〈パターンB〉島根県立中央病院 精神科専門医研修プログラム

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