9 島根大学専門研修プログラムでは島根大学附属病院産婦人科を基幹施設とし、連携施設とともに研修施設群を形成して専攻医の指導にあたります。大学における高度医療のみでなく、地域医療を経験し、高度かつ安定した地域医療の提供に何が必要かを勘案する能力がある専門医の育成を目指します。指導医の一部も施設を移り施設群全体での医療レベルの向上と均一化を図ります。連携施設には得意とする産婦人科診療内容があり、基幹施設を中心として連携施設をローテートする事で生殖医療、婦人科腫瘍(類腫瘍を含む)、周産期、女性のヘルスケアの4領域を万遍なく研修する事が可能です。PROGRAMMESSAGE島根大学医学部附属病院 産婦人科山﨑 菜々子プログラムの特徴モデルプログラム専門医制度研修プログラムとその後のSubspecialty研修などと将来像の概要産婦人科専門研修プログラム3年基幹施設+連携施設指定研修施設や大学院など産婦人科専門医取得周産期専門医(母体・胎児)専攻医からのメッセージ こんにちは。島根大学産科婦人科の山﨑菜々子です。 私は2024年の4月に入局して後期研修をスタートしています。2022年に島根大学を卒業し、地元である益田赤十字病院で2年間の初期研修を経て、3年目の今も益田市で後期研修をしています。私自身、学生時代に女性医学や生殖、分娩領域に興味を持ち始め、初期研修のローテーションでも同じ魅力を感じ、他の選択肢とも迷いつつも産科婦人科の領域に進むことを決めました。わからないこと、迷うことが多いなかですが、いつでも真摯に相談に乗ってくださる上の先生が多く、安心して研修生活を送っています。それと同時に少しずつできる範囲が広がってきていて、より産婦人科の魅力を感じ続ける毎日です。少しでも興味を持っている方がおられたら、ぜひ教室へご連絡いただけると嬉しいです。お待ちしています。Subspecialty領域専門医生涯研修プログラム女性のヘルスケア専門医研修プログラム大学院進学博士号取得プログラム3~10年程度婦人科腫瘍専門医生殖医療専門医医学博士周産期母子医療センターがん診療連携拠点病院医療機関附属病院地域医療に携わる医療施設研修施設群以外の医療施設研究機関医院・病院の開業島根大学産婦人科専門研修プログラム
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