2019 しまね×専攻医
13/40

大学院4年12 皆さんこんにちは。島根大学35期の安田慎一と申します。 私は浜田医療センターで2年間初期研修を行い、現在は島根大学医学部の脳神経外科の後期研修医1年目として研鑽を積んでいます。  島根大学医学部脳神経外科の研修は① 島根県内だけにとらわれず、県外での研修も可能。② 教授をはじめとした先生方の手厚い指導がある。③ 脳外科疾患のみならず、全身管理から慢性期疾患まで学べる。④ 手術だけではなく、多くの学会発表や論文発表の機会があり、指導がある。⑤ 奨学金の義務などを考慮した研修計画を組むことも可能。 といった特徴があります。脳神経外科はブラックな科と思われがちですが、緊急手術なども少なくなく、2週間の夏休み(※1)もあり、既婚率も高め(※2)であり女性にも優しい科となっております。 命に直結する科としてリスクはありますが、多職種で協力し入院から退院、その先の人生まで見越した医療を作り上げるのは、何事にも代えがたいやりがいを得られる素晴らしい科であると考えています。  脳神経外科に興味のある方はもちろんのこと、入局を考えていない方でも全身管理に興味があり中枢神経系の基礎を学びたいかたは是非一度、研修をしていただきたいです。他科からのコンサルトはもちろんのこと、他科へのコンサルテーションを行うことも多いので良好なコネクションを築いていければ私たち医局員も喜びます。若い医局員も多く、ユニークな先生も多いため、楽しく熱心に働けると信じています。よろしくお願いいたします。 ※1:2018年現在 ※2:離婚率も低いです(浜田医療センター、さくら会病院脳神経外科、松江市立病院脳神経外科)(東京女子医大、国立循環器病センター、島根県中央病院ほか)関連施設でトータル1年間研修島根大学附属病院で1年程度研修島根大学附属病院で1年程度研修(専門医試験対策)研修施設で1年間研修2年間4年間■ プログラムの特徴 当研修プログラムは、「地方大学であっても人的交流を高め、各人のモチベーションを高める」ことを目標とし、島根大学単独ではなく、都市部の大学やセンター病院と連携する大学・病院群教育プログラムを採用しています。脳神経外科専門医の取得後、複数のサブスペシャルティー専門資格を得ることを目標とし、基幹施設での基本知識・手技の研修に加えて、将来希望する専門分野を、高い専門性を有するセンター医療機関で研修できます。さらに、基礎/臨床研究を深化させるため、研修と並行して大学院博士課程への入学が可能なことも特徴です。■ モデルプログラム島根大学医学部脳神経外科プログラム専攻医からのメッセージ島根大学脳神経外科の専門医育成プログラム卒業後期研修 専門医養成プログラム(4年間)脳神経外科認定専門医サブスペシャルティー専門医医学博士前期研修(2年間)留学島根大学医学部附属病院 脳神経外科 医科医員/安田 慎一

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る