2019 しまね×専攻医
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専門医試験出雲市民病院吉備高原医療リハビリテーションセンター東部島根医療福祉センター出雲市民リハビリテーション病院島根大学医学部附属病院リハビリテーション科18■ プログラムの特徴 リハビリテーション科専門医に専門技能として求められるものは、(1)脳血管障害,外傷性脳損傷など,(2)脊髄損傷,脊髄疾患,(3)骨関節疾患,骨折,(4)小児疾患,(5)神経筋疾患,(6)切断,(7)内部障害 (8)その他(廃用症候群,がん,疼痛性疾患など)の8領域に亘ります。島根県内の病院間の連携は良好で,急性期,回復期,生活期すべてに渡って研修できます。脊髄損傷に関しては西日本で有数の施設(岡山県内)で集中的に学習できます。さらに希望がありましたら専門性の高い研修も可能ですのでお気軽にご相談下さい。■ モデルプログラム1年目SR-1専門技能として求められるものは、(1)脳血管障害,外傷性脳損傷など (2)脊髄損傷,脊髄疾患 (3)骨関節疾患,骨折 (4)小児疾患 (5)神経筋疾患 (6)切断 (7)内部障害 (8)その他(廃用症候群,がん,疼痛性疾患など)の8領域に亘ります。「リハビリテーション科医の役割とは」  リハビリテーション科後期研修医の前木奈津美と申します。リハビリテーションの範囲は運動器のみならず、神経疾患、外傷、呼吸リハ、循環器疾患、小児発達障害、嚥下障害、スポーツ、がん、廃用症候群など多岐に渡ります。また、痙縮緩和治療、義肢装具処方・作製、福祉サービスや社会資源の活用なども関わっています。リハビリテーション自体は療法士が行いますが、疾患、病態、社会背景を踏まえて見立てをし、全体の方針の舵をとることは、リハビリテーション科医の役割だと教えて頂きました。また、嚥下障害の分野ではリハビリテーション科医の役割が期待されているように感じます。安全に経口摂取ができるか否かはQOLだけでなく、療養先にも影響があります。まだまだ先生方や療法士の方々に教えて頂くことばかりですが、リハビリテーションの中でも特に嚥下障害や高次脳機能障害などの領域に精通し、少しでも社会の役に立てるように頑張ろうと思います。どうぞよろしくお願い致します。島根大学リハビリテーション科研修 PG のコース例島根県(島根大学拠点)リハビリテーション科専門研修プログラム後期研修医からのメッセージ2年目SR-2-2SR-2-1島根大学医学部附属病院 リハビリテーション科/前木 奈津美3年目SR-3-1SR-3-2

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