2019 しまね×専攻医
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 本プログラムの連携施設は、島根大学医学部附属病院、松江赤十字病院、国立病院機構浜田医療センターの3施設です。このうち、松江赤十字病院は松江市の中核病院に該当し、国立病院機構浜田医療センターは、島根県指定中山間地域(僻地)の中核病院に該当し医師不足とされる地域です。これらの連携施設では、地域医療を中心に各連携施設での特色ある専門領域を学習します。また、整形外科専門研修プログラム管理委員会が指定した指導医との勉強会やカンファレンスの機会を設けたり、指導医に非常勤で外来診療や手術の指導を受けたりするなどして密接な連携をとって専攻医の研修を支援するとともに、中山間地域(僻地)の整形外科とも緊密な連携をとり、医療の質を担保するようにします。 したがって、地域枠や県の奨学生の専攻医にも十分な研修機会が提供できます。また、関節・スポーツ・脊椎・小児・手の外科などの専門研修も可能な特徴ある施設群を要しており、専攻医の希望に応じて、取得単位を勘案しながらローテーションする機会を提供します。また、連携するI型基幹病院である 島根大学附属病院での1年間の研修において、 リサーチマインドを学び、 一般病院で経験することの出来ない多くの症例を経験する機会を提供します。25■ プログラムの特徴 整形外科医師として必要な臨床能力および運動器疾患全般に関して基本的・応用的・実践能力を備えて頂きます。当院には高度救急救命センターがあり、外傷性疾患がとても多いという特徴があります。高齢者だけではなく、小児や青壮年の外傷症例も、多数経験します。このプログラムでは、島根大学と連携しながら、地域医療に貢献できるプライマリケアから療養・介護を含む老人医療を担える幅広い視野を持った整形外科医を育てることを目標としています。■ モデルプログラムプログラム#1プログラム#2プログラム#3島根県立中央病院 整形外科専門研修プログラム指導医からのメッセージ1年目島根県立中央病院島根県立中央病院島根県立中央病院島根県立中央病院 整形外科部長/飛田 正敏2年目松江赤十字病院島根大学浜田医療センター3年目島根大学浜田医療センター松江赤十字病院4年目浜田医療センター松江赤十字病院島根大学

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