2019 しまね×専攻医
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 当院は島根県で唯一の総合周産期母子医療センターであるため、周産期分野においては高度な医療に携わり本邦の標準治療や先進的な医療を経験し学ぶことが可能です。また正常経腟分娩の症例も数多く経験できます。一方で当院は自治体病院として地域医療を担う病院でもあります。そのため、将来地域で活躍できるように、連携病院と共同して地域研修を経て島根県の医療事情を理解し、地域の実情に合わせた実践的な医療も行えるよう指導をしていきます。まず3年間の研修を行い、基本手技を修得し、産婦人科専門医の取得を目指します。また専門医取得後にそれぞれのサブスペシャリティーを極めるための道しるべとなれるよう、研修中に、それぞれの専門医が周産期、婦人科腫瘍、生殖・内分泌、女性ヘルスケアの指導を行います。産婦人科専門研修プログラムSubspecialty領域専門医研修プログラム大学院進学博士号取得プログラム生涯研修プログラム生殖内分泌婦人科腫瘍周産期女性のヘルスケア益田赤十字病院・奥出雲病院・江津済生会病院・松江赤十字病院・島根大学・大田市立病院・浜田医療センター・邑智病院・隠岐病院26周産期母子医療センターがん診療連携拠点病院医療機関附属病院地域医療に携わる医療施設研修施設群以外の医療施設医院・病院の開業研究機関■ プログラムの特徴 当院の専門研修は島根県立中央病院産婦人科研修プログラムで行います。 本プログラムの特徴は基幹施設である島根県立中央病院において高度な医療に携わり本邦の標準治療や先進的な医療を経験し学ぶとともに、地域医療を担う連携病院での研修を経て島根県の医療事情を理解し、地域の実情に合わせた実践的な医療も行えるように訓練することです。また基本的臨床能力獲得後は産婦人科専門医として島根県全域を支える人材の育成を行う理念を持つことを目的とします。■ モデルプログラム専門医制度研修プログラムとその後のSubspecialty研修などと将来像の概要3年基幹施設+連携施設指定研修施設や大学院など産婦人科専門医取得周産期専門医(母体・胎児)基幹病院島根県立中央病院島根県立中央病院 産婦人科専門研修プログラム指導医からのメッセージ島根県立中央病院専門研修施設群3〜10年程度婦人科腫瘍専門医生殖医療専門医女性のヘルスケア専門医医学博士島根県立中央病院 母性小児診療部長/栗岡 裕子連携施設

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