2019 しまね×専攻医
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28専門研修1年目専門研修2年目専門研修3年目・基本的診療能力(コアコンピテンシー)・救急診療における基本的知識・技能・集中治療における基本的知識・技能・病院前救護・災害医療における基本的知識・技能・必要に応じて他科ローテーションによる研修・基本的診療能力(コアコンピテンシー)・救急診療における応用的知識・技能・集中治療における応用的知識・技能・病院前救護・災害医療における応用的知識・技能・必要に応じて他科ローテーションによる研修・基本的診療能力(コアコンピテンシー)・救急診療における実践的知識・技能・集中治療における実践的知識・技能・病院前救護・災害医療における実践的知識・技能・必要に応じて他科ローテーションによる研修■ プログラムの特徴 島根県立中央病院救急科プログラムでは、島根県立中央病院を基幹施設とし、連携施設(島根県内5施設、県外3施設)と協力して救急科専門医を育成していきます。このコースの特徴としては、救急室における救急外来診療が挙げられます。この診療では、小児から高齢者まで、軽症から重症まで、疾病・外傷、各科専門領域におよぶあらゆる救急診療を救急医が担当することになっており、豊富な臨床経験が出来ます。また、集中治療室、救命救急センター病棟における入院診療、病院前救急医療(地域メディカルコントロール、ドクターカー、ドクターヘリ)、災害医療などもしっかりと学ぶことができます。■ モデルプログラム隠岐病院/雲南市立病院(3ヶ月)島根県立中央病院高度救命救急センター(集中治療3ヶ月)(年次毎スケジュール) 島根県立中央病院救命救急科は、院内外で幅広い任務を遂行しています。ERには、年齢・重症度を問わず年間22,000例前後の患者が来院されます。これらの患者全てを救急科医師が診察し、24時間体制で待機している各科専門医の協力体制のもと、患者を原則断ることなく、当地域の最後の砦という気概を持って奮闘しています。集中治療室には年間約1,000例の患者が入室し、その管理において当科は中心的な役割を果たしています。さらに当科は積極的に病院前救急医療に関与しています。2001年からドクターカーの運用を行っており、地元の救急隊と一緒に活動しています。さらに2011年6月からドクターヘリが運用開始となり、年間500件前後の出動実績があります。また、災害医療にも深く関わっており、 DMATチームを中心に活動を行っています。地域に密着し地域の人々の命を守ることが当科の使命であるという理念のもと、日々臨床に臨んでいます。  このような救命救急科で後期研修を送ってみませんか。島根県立中央病院 救急科専門研修プログラム指導医からのメッセージ島根県立中央病院高度救命救急センター(救急診療6ヶ月+集中治療6ヶ月)島根県立中央病院高度救命救急センター(救急診療6ヶ月+集中治療3ヶ月)連携施設(3ヶ月)島根県立中央病院高度救命救急センター(救急診療3ヶ月+病院前3ヶ月)島根県立中央病院 副院長/山森 祐治

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