2019 しまね×専攻医
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5卒後初期臨床研修(2年間)島根大学病院 精神科専門研修(3年間)6年目以降専門研修終了後(卒後6年目以降)→専門医試験 日本精神神経学会認定 精神科専門医 取得 (以後、指導医の取得を目指す。取得後5年毎に更新有)島根大学病院(1・2年目)1. 精神科神経科2. 子どものこころ診療部島根県内連携施設(3年目)A. 精神科病院B. 総合病院精神科C. 精神科クリニック■精神保健福祉法の実践:患者人権配慮■精神科医療面接法の技術習得■精神障害の診断・治療法の習得■精神疾患病態解明の必要性を学ぶ■精神専門医、精神保健指定医の資格取得に必要な症例を経験する精神科専門研修3年以上経験→指定医試験 厚生労働大臣指定 精神保険指定医 取得 (取得後5年毎に更新有)■ プログラムの特徴 当科は、チーム医療を重視しており、専攻医はチーム医療の一員として、入院患者の主治医となり、指導医からの十分な指導を受けながら、各種の精神疾患に対する治療を学ぶ。  また、総合病院でしか経験することができないコンサルテーション・リエゾン活動にも参加し、身体合併症における各種の精神疾患に対する治療を学ぶ。島根県では唯一ECT(修正型電気けいれん療法)を行っており、柔軟に組み合わせた最善の治療を学ぶ。  専攻医はこれらの研修を通じて、ほとんどの精神疾患、治療についての基礎的な知識や技術を修得するとともに、その後に希望する専門分野のキャリアに進むことや、より科学的に貢献するため、博士取得などに進むことができる。当科が開催する様々な勉強会、学会、研修会に随時参加することが可能である。■ モデルプログラム希望する精神科専門分野の研修総合失調症・うつ病・認知症・睡眠・老年精神児童思春期・周産期・リエゾン・緩和ケア心身医学・精神療法・薬物療法・脳画像研究産業医 等「誰かの人生に寄り添える科へ」  平成30年度より入局しました、後期研修1年目の錦織です。初期研修はほとんど精神科と関係ないところで経験を積んでいましたが、何も知らない自分にも医局の先生方はみんな優しく、とてものびのびと研修ができております。 精神科医療の魅力の一つに、患者様自身の人生にかかわることができるという点があります。まだ入局して間もない私ですが、入院中に担当した患者様を、退院後に外来で主治医として早速担当しております。表面にある病気の訴えだけでなく、その人の人生に寄り添い、生まれや育ちや考え方、あらゆるものを理解し合った上で治療法が見えてくるのが精神科医療だと思います。ロボットにはできない医療を提供できる科があるとすれば、それは精神科であると思います。 とはいえ、薬の作用や福祉サービスももちろん勉強しないといけません(実は苦手です)ので、一緒に頑張りましょう。精神科医療に少しでも興味のある方、いつでも連絡をお待ちしております。精神科臨床の専門家・指導医として活躍医学博士となり研究者・教育者として活躍島根大学医学部附属病院連携施設精神科専門医研修プログラム専攻医からのメッセージ島根大学医学部附属病院 精神医学講座/錦織 光大学院博士課程入学社会人大学院生として研究に従事      ▼      4年後    博士(医学)取得

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