2020しまね×専攻医
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6小児科専門医小児科の一般診療だけでなく、新生児、循環器、神経、腎臓、血液がん、内分泌、アレルギー、感染症などのすべての小児医療の領域を系統的に研修することによって、診療・研究・教育という、医師として必要な技能を身につけることができます。 大学病院だけでなく地域の連携病院での研修で、自分で診断、治療、follow upする能力を養うことができます。 妊娠、出産、育児、介護、義務年限など、個人の状況に合わせたプランを立てています。小児医療の系統的な研修をワークライフバランスを考慮して行い、自ら診断、治療、follow upする能力を養う1234574初期研修医具体的な後期研修プログラム基本プラン    大学病院(1年) 地域重視プラン   大学病院(1年) 連携病院先行プラン 島根県中/松江赤十字(1年) →大学病院(1年) 新生児研修(NCPRなど)、PALS、発達障がい研修、思春期医療研修、在宅医療研修、養育医療小児保健事業研修(乳幼児健診、予防接種、学校保健など)、海外での小児医療研修の取得後期研修医後期研修中の特別な研修内容サブスペシャリティーの研修➡専門医の取得大学院での研究➡学位の取得→島根県中/松江赤十字(1年) →連携病院(1年)→島根県中(3-6か月) →連携病院(1年6か月)→連携病院(1年)地域の小児科医大学の小児科医海外の小児科医行政の小児科医2. 自分で自分の道を切り開ける医師の構築3. ワークライフバランスを考えた研修■ モデルプログラム島根大学医学部附属病院 小児科専門研修プログラム■ プログラムの特徴1. 全人的かつ包括的な小児医療の習得専攻医からのメッセージ 小児科専攻医1年目の田中と申します。出身は滋賀県で大学も鳥取と島根にゆかりはなかったのですがご縁があって2019年4月より当院小児科で研修しています。 まず、当院の小児科病棟は壁に可愛いキャラクターが描かれていて大きなプレイルーム、中高生向けの部屋、院内学級、病棟保育士、チャイルドライフスペシャリストなど施設スタッフともに充実していて明るい環境です。研修が始まってからそんな環境にいつも元気をもらっています。 小児科は幅広い分野を扱うため毎日のように初めての知識に出会います。勉強が追い付かなくて正直大変なこともありますが、その中で少しでも分かることが増え診療に生かせることは大変面白く、やりがいが感じられる科だと思います。そしてそれをサポートしていただいているのは当院の小児科の先生方で、困っていてもほっとかれることはなくいつも優しく丁寧な指導をしてもらっています。 子供と一緒に楽しく診療できることは小児科の大きな魅力です。小児科に少しでも興味のある方、当院で一緒に研修ができるのを楽しみにしています。島根大学医学部附属病院 小児科/田中 更紗89 10 11 12 13 14 15年島根大学医学部附属病院小児科専門研修プログラムPROGRAM

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