2021しまね×専攻医
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モデルプログラム1年目2年目3年目基幹病院研修12ヶ月以上(救命救急センター・高度外傷センター)連携施設での研修(6ヶ月)基幹病院研修(6ヶ月)(救命救急センター・高度外傷センター)4年目以降基幹病院でのサブスペシャルティ研修(外傷専門医、集中治療専門医、外科専門医、Acute Care Surgery認定外科医、DMAT、社会医学系専門医(災害専門)など) 2020年度よりAcute care surgery講座に入局した恩田禎子と申します。私は2017年度島根大学医学部を卒業し、県外病院と島根大学のたすき掛けコースでの初期臨床研修を終えた後、今年度より当講座に入局しました。やりたいことが決めきれずに悩んだ時期に初期研修医として当講座をローテーションした際に、救急部門だけでなく集中治療から一般病棟の管理、さらには手術まで幅広く学ぶことができるプログラムであることに大きな魅力を感じました。このプログラムであれば3年目以降にやりたいこともきっと見つかるだろうと思い、最終的に入局を決めました。入局前は体力や知識の面など様々心配はありましたが、周囲の先生方の熱い指導や細やかなサポートによりその心配は消えましたし、入ってみると刺激的でドラマティックな毎日の連続で、日々追われながらも楽しく勤務しています。 外傷外科に興味のある方、やりたいことが決めきれない方、ぜひ一度当講座を候補に考えてみてください。ここでは伝えきれない魅力が沢山あると思いますので、まずは一度見学にいらしてみてください。お待ちしています。18 本学医学部附属病院は出雲市内に位置し、出雲医療圏を始めとした島根県全域から多くの重症救急患者が搬送されてくる救急の中核施設です。当院救急科専門研修プログラムは、救命救急センターを中心に院内各科と連携して一次から三次救急まで幅広い救急疾患を経験し修練することのできるプログラムです。とくに日本初のAcute Care Surgery講座による高度外傷センターを併設し、最先端の救急診療ユニットである「ハイブリッドERシステム」を有しており、高度な救急医療を経験することのできる数少ない医療施設です。またERとしてあらゆる救急症例に24時間対応することで救急医として必要な知識・スキルを効率よく研修することができます。地方大学ながらも全県から集約される環境から症例数は豊富で、多くの救急症例に接するには良い環境が備わっています。連携施設として島根県内を中心に多くの施設が参加するプログラムであり、幅広い救急科研修が可能です。集中治療研修(6ヶ月)へき地・地域医療研修(最低3ヶ月)基幹病院研修(3ヶ月)(救命救急センター・高度外傷センター)島根大学医学部附属病院救急科専門研修プログラムプログラムの特徴専攻医からのメッセージMESSAGE はじめまして。島根大学医学部附属病院救急科専攻医1年目向山賢と申します。救急を将来の選択肢の1つとして意識するようになったのは、6年生の臨床実習でした。“青い人たち“に指導されながら最高の同期と実習を行い、救急も面白いと感じました。その時のことは今でも鮮明に覚えています。ただ、当時はメインの選択肢にはなっていませんでした。その後、初期研修で色々な診療科をローテーションするにつれ、数個の診療科に絞られ、その中の1つが救急でした。その後悩みに悩んで、最終的に急性期をしっかり診れて、commonな疾患を断らないところに惹かれて、救急を選びました。幸運なことに今年から総合診療科ともコラボでき、鑑別診断や病棟管理など、救急とは違った一面からのアプローチも学べています。当科は人員的にも少なく、これから医局を作り上げていく段階です。だからこそ、若い力が必要であり、他科とのコラボなど普通では考えられないことができています。あなたがやりたいことができる医局です。あなたの手で島大救急をつくりませんか。島根大学医学部附属病院 救急医学・救命救急センター/向山 賢島根大学医学部附属病院 Acute Care Surgery講座 高度外傷センター/恩田 禎子PROGRAM

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