2021しまね×専攻医
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医師国家試験合格6専門医試験5修了認定(例)1年型(例)2年型医師経験年数初期研修中の症例は80症例まで登録が可能内科とサブスペシャルティの研修を修了することが必須要件修了認定専門医試験内科専門研修サブスペシャルティ専門研修修了認定専門医試験(年次)内科専門医試験に合格することにより、同じ年度にサブスペ専門医試験の受験も可能。サブスペ専門医資格の取得が遅れることはない。1234789※※123456789内科標準タイプ特定診療科に偏らず、満遍なく内科研修を行なうモデルプログラム 超高齢者医療の先進県である島根県における地域医療支援システムを基礎として、島根県を基盤に地域医療を担い、日本のどこでも活躍できる総合的な診療能力を有する内科専門医を育成するプログラムです。内科系総合医を育成した経験に則り、第一線の地域医療の現場で本当に必要とされる、診療、検査手技、健康にかかわる問題について適切な初期対応等を行うことのできる、内科領域全般にわたる診療能力を身につけることを目指します、若手医師が,自分たちの未来を創造するプログラムなることを目指します。内科専門研修とサブスペ専門研修の連動研修(並行研修)の概念図医師経験年数初期研修内科専門研修サブスペシャルティ専門研修サブスペ専門研修サブスペシャルティ専門研修サブスペシャルティ専門研修サブスペ専門研修卒後1年初期臨床研修222年3年4年5年病歴提出内科専門研修2年筆記試験消化器科循環器科呼吸器科肝臓科神経内科血液腫瘍科内分泌代謝科リウマチアレルギー科総合診療科救命救急科連携施設での研修6年サブスペシャルティ重点研修タイプサブスペシャルティの研修に比重を置く期間を設ける初期研修中の症例は80症例まで登録が可能開始・終了時期、継続性は問わない3年間で内科専門研修を修了することが必須要件開始・終了時期、継続性は問わない【プログラム設計の研修年限の自由度について】 内科に限らず,各領域のプログラムは最短で専門医を取得することを前提に設計されることと思います(内科の場合は最短3年)。 しかし,内科の研修は内科一般を万遍なく診る期間もあれば、特定のサブスペシャルティ研修に比重を置く期間もあると思われます。地域の事情や特性にも配慮し、必ずしも最短の期間ではなく、余裕を持ったプログラム設計を指摘する声も寄せられました。そのため、基本領域研修の研修期間に余裕をもった設計もできる一例として「内科・サブスペシャルティ混合タイプ」を例示しました。初期研修内科・サブスペシャルティ混合タイプ4年間、やや余裕をもって内科研修を組み、サブスペ研修も行なうサブスペシャルティ研修の開始時期は自由修了認定(合計1年相当)修了認定専門医試験(合計2年相当)※サブスペシャルティ研修の開始時期は自由修了認定専門医試験専門医試験MESSAGE島根県立中央病院 内科専門研修プログラムプログラムの特徴専攻医からのメッセージ 島根県立中央病院は、救急部門では1次から3次まで子供から高齢者まで診療を行うことができます。内科部門では各専門科の医師の知識や技術などを身に着けることができ、さらには地域で奮闘してこられた自治医科大学の卒業生を中心とした総合診療科を研修することで幅広い知識や技術、地域医療に必要な考えを身につけることができます。 高齢化が進んでいる社会で患者さんの病気だけでなくその社会的背景を含めた医療を行うことで地域病院や診療所、さらには高齢者施設との連携を行い地域でその方が生きていくためには医療・介護・福祉の何が必要か学ぶこともできます。 専門分野から地域医療まで多くのことができる病院で研修し日々自らの知識、経験不足を体感し充実した研修を行っています。内科プログラム 専攻医/波多野拓也PROGRAM

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