2022しまね×専攻医
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■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■ ■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■ ■■■■■■■■■■ ■■■■■■モデルプログラム11 基幹施設である島根大学医学部附属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科を中心に、救急医療が豊富な島根県立中央病院、地域医療を担う雲南市立病院、さらに1年間は島根県外においてサブスペシャリティーの研修を行うプログラムです。本プログラムでは耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域を幅広く研修するのみでなく、患者さんの生活の質(QOL)を考慮した適切な治療の提供ができる耳鼻咽喉科医を養成し、医療の質の向上と地域医療に貢献するとともに、長期的な展望に立った医師の人生設計を行うことを目的としています。また、診療技能のみならず、学会発表や論文作成を通じ、科学者としての素養を磨くことも目標としています。 島根大学耳鼻咽喉科専門研修PGでは、専門研修基幹施設である島根大学医学部附属病院と、地域の中核医療を担う島根県立中央病院、および地域医療を担う雲南市立病院、さらには島根県を一時離れて、京都大学医学部附属病院、近畿大学医学部附属病院、大阪市立大学医学部附属病院・多根総合病院・淀川キリスト教病院・PL病院、倉敷中央病院から希望の病院を選択し、それぞれの特徴を活かした耳鼻咽喉科研修を行い、日本耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会が定めた研修到達目標や症例経験基準に掲げられた疾患や手術を経験します。島根県内外で研鑽を積むことで、耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の悪性腫瘍など重篤な疾患だけでなく、感染症や炎症性疾患、感覚器障害など日常臨床で頻繁に遭遇する良性の耳鼻咽喉科疾患の診療もまんべんなく経験できることが、島根大学耳鼻咽喉科専門研修PGの特徴です。■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■ ■■■■■ ■■■■ff■■■ ■■■ ■■■■■ MESSAGE島根大学医学部耳鼻咽喉科専門研修プログラムプログラムの特徴専攻医へのメッセージ 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の診療は、呼吸・発声・嚥下のような生命維持機能や、聴覚・嗅覚・味覚のようなQOLと深く関わる機能など、人が人として暮らすための特殊機能に深く関わる臓器を扱っています。そのため、この領域の診療には特別な知識や技術が必要です。現在、島根県では都市部や地方でも耳鼻咽喉科医が極端に不足しています。一人でも多くの若手医師が私たちの仲間になって専門的な知識と技術を身につけ、島根大学で中核病院として最新の機器や先進的なデバイスを使った最先端の治療を身につけ、地域の患者さんに積極的に還元する役割を担ってくれることを期待します。■■■■■■■■島根大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 教授/坂本 達則■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■PROGRAM

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