2022しまね×専攻医
43/46

◆連携施設島根県庁島根県7保健所(松江、浜田、出雲、県央、浜田、益田、隠岐)島根県保健環境科学研究所島根県こころと体の相談センター島根大学医学部島根県立中央病院県内事業所(産業分野)42募集定員2名研修期間3年社会医学系専門医研修「ご縁の国 しまね プログラム」〜島根県、島根大学医学部合同プログラム〜島根県健康福祉部医療統括監 谷口 栄作 社会医学系専門医は、個人へのアプローチにとどまらず、多様な集団、環境、社会システムへのアプローチにより、人々の健康の保持・増進、傷病の予防、リスクの管理、感染症等の健康危機管理等、保健医療福祉制度の構築及び運用に対して、リーダーシップを発揮する専門医です。 3年間のプログラムで、「基本的な臨床能力」を基盤として、「公衆衛生」「保健医療政策」「行動科学」「健康危機管理」等の7つの専門知識領域と「社会的疾病管理能力」「健康危機管理能力」「医療・保健資源開発調整能力」の3つの専門技能の獲得を目指します。モデルプログラム国立保健医療科学院:公衆衛生行政に関する体系的研修結核予防会結核研究所:結核に対する集中研修島根大学:感染制御、医療安全研修 県内事業所:産業保健分野研修その他HIV研修、産業医のための研修を受講できます。4月1年目2年目国立保健医療科学院3年目5月6月7月県庁8月9月10月出雲保健所(適宜、短期研修へ参加)島根大学11月12月1月出雲保健所県庁2月3月県内の事業所県庁PROGRAMMESSAGE専攻医からのメッセージ『公衆衛生医師という働き方』  皆さんは医師法第1条をご存じでしょうか。そこには、医師は「医療及び保健指導を掌ることによって公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保する」と記されています。公衆衛生に携わる医師は、直接患者さんの診療にあたることはありませんが、健康づくりや医療提供体制の整備等を通じて、住民の皆さんの健康な生活を守る役割を担っています。 行政機関で従事している医師は全国でも1%弱ととても珍しい存在ですが、新型コロナウイルス感染症の流行により、これまで以上に注目が集まっています。また、平成29年度からは「社会医学系専門医制度」が開始となり、島根県は全国で最も早く研修プログラムを整備し、すでに2名の専門医が誕生しています。 臨床とは少し異なるフィールドですが、研修機会の確保や時間外勤務の削減等、男性にも女性にも働きやすい職場です。ぜひ一緒に島根県民の生(いのち)を衛(まも)る仕事をしましょう、ご連絡をお待ちしています。島根県健康福祉部医療政策課/藤井 俊吾島根県・島根大学医学部合同社会医学系専門医研修担当者名/島根県健康福祉部健康福祉総務課 TEL 0852-22-5249 FAX 0852-27-6317Email kenpuku-somu@pref.shimane.lg.jp

元のページ  ../index.html#43

このブックを見る