専門医研修プログラム放射線科

島根放射線科専門研修プログラム(PDF形式:2.1MB)
(令和2年度募集1次審査通過プログラム) 公開しているプログラムは学会の一次審査を通過したものです。
専門医機構の二次審査後のプログラムは、専攻医登録システム上で確認してください。

特徴

 島根大学医学部附属病院では、画像診断法(X線単純撮影、超音波検査、CT、MRI、核医学検査)、IVR、放射線治療、放射線の安全管理を習得し、診療能力に加え、教育・研究などの総合力を培います。
 県立中央病院、大田市立病院、益田赤十字病院、松江生協病院では、急性期疾患、高頻度疾患の画像診断、IVR及び放射線治療の総合的な診療能力を、出雲市立総合医療センターでは、PET検査の適応と読影の実際を、兵庫粒子線センター、神戸低侵襲医療センターでは、放射線治療の適応、治療計画、治療の実際を研修します。

募集関係

募集期間 令和2年度の専攻医募集は終了しました。
募集定員 最終調整期間募集定員 2名(当初募集定員 5名)
研修期間 3年間

モデルプログラム

プログラム連携施設 (施設名をクリックすると施設のホームページにリンクします。)

県内施設
島根県立中央病院 放射線科・放射線治療科大田市立病院 放射線科益田赤十字病院 放射線科
松江生協病院 放射線科出雲市立総合医療センター 放射線科

県外施設
兵庫県立粒子線医療センター 診療部、 神戸低侵襲がん医療センター 放射線治療科

専攻医からのメッセージ

放射線科 / 松浦 史奈

みなさん、こんにちは。島根大学放射線科専攻医1年目の松浦史奈と申します。4月から研修を開始し、放射線科は画像診断・IVR(Interventional Radiology)・超音波検査・消化管造影検査等を通して幅広く診療に携わることのできる診療科だと実感しています。画像診断ではCT・MRI・シンチグラフィーなど多彩な画像と向き合い、原疾患の特定・病態の把握に努めています。IVRでは血管病変・腫瘍・膿瘍などの診断・治療に加え、外傷後出血など救急医療も担っています。
日々新たな学び・技術の習得に溢れる研修において、エキスパートである先生方から熱く丁寧な指導を受けられるのも、当科の魅力だと思います。
画像診断を深めたい、IVRの手技を経験したい等々、少しでも放射線科に興味のある先生はぜひ一度見学にいらして下さい。お待ちしています。

放射線治療科 / 伊元 祐貴

 高齢化が進む現在、がんに対する放射線治療の需要が日増しに高まっています。放射線科医の中でも放射線治療専門医の数は少なく、慢性的な人手不足の状態です。欧米ではがん患者の6-7割に放射線治療が行われている一方で、日本では3割以下しか行われていない現状があり、今後ますます放射線治療の需要が高まることが予想されます。

 放射線治療の魅力は何といっても低侵襲であることです。臓器の形態・機能が温存できるため合併症の多い高齢者や整容面が重視される部位では特に力を発揮します。
 また治療機器の進歩や新しい放射性医薬品の開発に伴い、治療成績が向上しているだけでなく、放射線治療の適応自体がどんどん広がっていることもこの分野の魅力です。
 当院は島根県で唯一のJASTRO(日本放射線腫瘍学会)認定施設であるため、スタッフは島根県のがん治療を背負っているという自負と責任感を持って診療を行っており、非常にレベルの高い治療を提供しています。
 また臨床だけでなく、後進の育成も重要な仕事と位置付けられており、情熱ある指導医が熱心に指導を行っています。
 放射線治療に魅力を感じる方、oncologistとして成長したい方、ぜひ当科で一緒に働いてみませんか?

研修プログラム問い合わせ先

所属   放射線科
氏名   教授 北垣一
直通電話 0853-20-2286
FAX  0853-20-2285
Eメール kitagaki@med.shimane-u.ac.jp

所属   放射線治療科
氏名   診療科長 玉置幸久
直通電話 0853-20-2565
FAX  0853-20-2582
Eメール ytamaki@med.shimane-u.ac.jp

資料請求先・提出先及びその他問合せ先

〒693-8501 島根県出雲市塩冶町89-1
島根大学医学部附属病院 卒後臨床研修センター 専門研修等部門
電話:0853-20-2714
E-メール s-kouki@med.shimane-u.ac.jp

リンク先