副センター長挨拶

卒後臨床研修センター副センター長 石橋豊

副センター長の石橋豊と申します。

初期臨床研修医のサポートを任として7年になります。専属教員1名で始まった体制も平成24年に鬼形副センター長を迎え、平成27年にはそれまで診療科教授の兼任であったセンター長に鬼形副センター長が昇格、翌28年には岡崎副センター長を迎え3名体制となりました。研修環境の益々の充実が期待されます。

平成16年に始まった初期臨床研修制度は、高齢化とともに多様化する病状に対応出来る幅広い臨床能力を身につけることを目標として始まりました。確かに、この目標は達成されていると感じる一方で、専門診療能力の習得という点においては、制度開始前に比べ数年の遅れをもたらしているのも事実です。そして、平成29年を始まりとした新・専門医制度、ここに来てその足並みが乱れ19の基本領域の開始時期が定まらない事態となっています。一般の人にわかりにくかった専門医をより分かりやすくし、専門医の質を高め良質な医療を提供し、医師の地域偏在・診療科偏在を是正することを目的とした新・専門医制度ですが、その大きな変革と足並みの乱れは研修医に多大なるストレスを与えています。以前に比べて格段に増えた必須カリキュラムは、研修医の自由な時間を少なくし、そして専門制度の急激な変化は将来へのキャリアプランを不透明なものとし、時には研修の足踏みをもたらします。

初期臨床研修が始まって12年、島根大学で初期研修を始めた研修医は286名。そして、研修を途中で断念した研修医はゼロ。この数字は、真に誇るべき数字です。研修医が無事に初期研修を修了し、専門医に向けての一歩を勇んで踏み出せるサポートをすることが私の責務と肝に銘じ、これからも任を果たしたいと思っています。どうか、これからもよろしくお願い致します。

平成28年7月27日

卒後臨床研修センター副センター長 岡﨑四方

4月より卒後臨床研修センター副センター長になりました。

それ以前は精神科医として、当院での診療はもちろん近隣の精神科病院の診療援助や行政・保健福祉等さまざまな機関と連携して精神医療に携わっておりました。 児童虐待、発達障害、不登校、摂食障害、産褥期うつ、職場のメンタルヘルス、アルコール依存、自死問題、緩和ケアにおけるこころのケア、認知症と介護の問題・・・ と見ていくと、精神科医の仕事はヒトの一生のすべての時期に渡って関わる「人生に寄り添う」仕事と言うことができます。また、こころの病気は家族問題、 職場問題、経済的問題、健康問題、はたまたプライドや生きがいといったものが関係していますので、「生活に寄り添う」仕事、「生き様に寄り添う」仕事と言えるでしょう。

こうしたことは患者さんだけでなく、医学生や研修医についても同じことがいえるかもしれません。 単なる一医学生、一研修医ではなく、あるひとりの人間が医師を志し(ひょっとしたら子どもの頃からの夢だったかもしれません)、 成就し(医学部卒業、国家試験合格)、さらに研鑽(臨床研修)を積まんとする、その人生を見守り、支える気持ちで取り組んでいきたいと思っております。

どうぞよろしくお願い致します。

平成28年5月13日

【問い合わせ先】

電話 0853-20-2006
Fax 0853-20-2375