歴代歯科研修医の声(歯科)
歯科初期研修医 大迫 里江
“Guten Tag !!”
研修2年目となりました大迫里江と申します。少しだけでも私のこれまでの経験をご覧になっていただけると幸いです。
昨年度は充実した忙しい日々を過ごし、あっという間に1年目を終えることとなりました。抜歯、歯科インプラント、顎変形症、骨折、腫瘍等様々な疾患に直面し実際に多くの口腔外科手術と各診療科と連携した治療に参加しました。 また、地域医療も多く経験致しました。益田、飯南、隠岐、一般歯科での研修も大学病院とは異なる大切な経験の数々でした。当院はバランスよく、多くの医療現場で経験を積む事ができる最高の研修施設であると改めて感じました。
加えて、すでに2年目を迎え3ヶ月が経とうとしていますが、また貴重な経験を得ました。 冒頭の “Guten Tag !!” これはドイツ語で「こんにちは」を意味します。 私は2年目の初期にスイス ベルン大学医学部頭蓋顎顔面外科への研修に行って参りました。おそらく他の施設ではまず出来ない経験であると思います。 一流の口腔外科、そして世界を見据える方々は是非島根大学口腔外科へ見学にいらしてください。 ここには貴方の夢を切り拓く世界が待っていると思います。
Danke!!
(平成29年プログラム) 倉敷 佑人
卒後2年目の倉敷佑人です。このページを開いておられるということは、少なからず口腔外科に関心のある方であったり、地域に貢献されたい方であると思料します。私は紆余曲折あり、サラリーマンを経て歯科医師を志しました。サラリーマン時代より、最初のスタートダッシュが今後の職業人としての人生を大きく左右することを痛感していました。研修先の選定は非常に悩みましたが、御縁があり、数ある研修施設の中から島根大学の門を叩くこととなりました。
島根大学での研修は想像以上で、非常に充実した日々を過ごすことが出来ました。どこか心の中で、地方は症例数が少ない、教育環境が整っていないのでは…と一抹の不安を感じていたことがありましたが、杞憂に終わりました。この一年間で一番経験値を積んだ歯科研修医は私であると自負できます。全ての研修施設の状況を把握している訳ではありませんが、少なくとも私が知りえた範囲であれば、経験した症例、症例数は日本一ではないでしょうか。また指導医との関係性も非常に良好で、医療人としての在り方を間近で肌に感じつつ学ぶことができました。
もっと島根大学での研修をPRしたい気持ちもありますが、文面の都合上それは適いません。直感を信じてまずは施設見学にお越しください。自信をもってお勧めします。
(平成28年プログラム) 高橋尊史
我がふるさと出雲の島根大学附属病院での研修が始まってから3ヶ月が経ちました。腫瘍、外傷、インプラント、嚢胞、炎症など様々な症例に携わることができ、多くの貴重な経験を積んでいます。
この4月、先輩方の深い知識と素早い対応、強靱な体力と医療従事者としての立ち振る舞いなどに驚きの連続でした。日々超一流の口腔外科医の姿を見て学んでいます。本年度の研修医は私一人であり関根教授、管野講師はじめ、先輩方のご指導を独り占めできるという贅沢な環境にあるので、この機会を逃すことなく自分を鍛え、より多くの知識、技術はもちろんのこと、医療従事者として、人としてあるべき姿勢を学び、地元出雲の地で超一流の口腔外科医になるべく頑張っていく所存です。
島根大学歯科口腔外科学講座のホームページの医局ニュースでは私達の活動の一部、雰囲気を感じていただくことができます。島根大学歯科口腔外科学講座は口腔外科研修施設として最も素晴らしい環境だと思います。
私達と共に超一流を目指しませんか?来年の桜が咲く頃にお会いできることを心よりお待ちしています。
(平成27年度プログラム) 井出太一
「研修を終えて」
研修医先の選択。それは歯科医師として今後を左右する大きな岐路であると考えます。私が島根大学医学部附属病院歯科口腔外科を研修先として選び採用していただいたことは、まだ若輩ではございますが自分の人生の中で最良の選択であり、誇りでもあります。東京より強い決意を持って出雲に来てから1年間で、自分の想像を超えた経験を積むことができました。
まず徹底的に学んだこと。それは歯科医師として、レジデントとして、そして医療従事者としての心構え・立ち振る舞いです。“患者さんを家族と思って接すること”“レジデントは患者さんの話を聞く。できることはそれだけ”“自分の病院と思って働く”“常に笑顔で”など、私の心に深く残る関根教授・管野講師のお言葉はここにすべて書きれません。私の歯科医師としての医療に対する根本の考えは、すべて関根教授・管野講師から教えていただいたことであり、これからどこへ行こうとも変わることはありません.
また臨床においては、関根教授に口腔外科医としての基礎のドレーピングを始め、ガーゼ包交、切開線、縫合等、他では教授に直接教えていただくことは考えられないことをたくさんご指導いただきました。また初診から手術執刀、術後管理等は管野先生のもと研修を行い、患者さんへの話し方、内容もすべて真似から始まりましたが、私の歯科医師としての礎となりました。管野先生には自身宛の紹介患者さんを執刀させていただくチャンスをいただき、埋伏抜歯から上下顎骨切、気管切開等、基礎から応用まで学ばせていただきました。
ただ決して私宛の紹介で、私の治療を希望されて来た患者さんではありません。私宛の紹介を頂くようになるための努力は今の私ではまだまだ足りません。できることは、患者さんに対してさらに真摯に接すること、そして紹介をくださる開業医の先生方の気持ちに自らの気持ちを近づけ、報告を重ねることであると考えます。
関根教授、管野講師を始め、指導医・上級医の先生方には多大なご迷惑をおかけしつつも、多数の口腔外科症例の執刀、また学会発表や論文執筆・投稿等、研修医として唯一無二の経験ができました。本当にありがとうございました。全国はもとより海外でも活躍される指導医の先生の下、研修を行えたことは私にとって大きな財産です。
最後にこの研修を支えてくださいました、医局桑原さん、和田さん、また卒後臨床研修センターの皆様に深く感謝申し上げます。
「なぜ島根にしたのか?」
都内の大学を卒業し出身も山梨県の私が「島根大学を目指す」と話した時、周りの人はみなこの質問を投げかけてきました。
正直、私自身まさか研修で出雲に来るとは思ってもいませんでした。 私は研修先を決めるにあたって、大学5年次より多くの施設の情報を収集し、見学にも行きました。 医科研修医の先生方と勉強できる施設、口腔外科の中でもそれぞれの分野で症例・業績のある施設、昼夜臨床に励む施設など、 研修先として魅力的な施設たくさんがあり、とても迷いました。
ここ島根大学附属病院歯科口腔外科講座の見学に来た時、全国はもとより海外でも活躍される指導医の先生方、 若い先生方のレベルの高さを目の当たりにし、この厳しい環境で研鑽を積みたいと思い、志願しました。
しかし縁もゆかりもない土地での新生活。もし島根まで来て思い描いた研修医生活とは違ったら…
研修が始まってから1ヶ月、外傷、腫瘍、炎症、移植、インプラント治療など多種多様な症例に携わることができています。 また論文抄読、研究参加、医科研修医の先生方との勉強会など、書ききれないほどの良質な経験を得ています。 そして何よりまず医療従事者としての心構え、立ち振る舞いの指導を受けています。
「體」これは「体」の旧字体で、骨や肉が集まって体という形を成すことを表す文字と言われています。 島根大学では関根教授の下で、骨から豊かになるよう徹底的に心技体を鍛えられます。
研修先の決定は歯科医師人生でも最も大事な選択になると私は思います。 それぞれが、それぞれの目標に向かい、後悔のない選択をして欲しいと思います。 ただ口腔外科に少しでも興味を持ってる方、頑張りたいと思っている方、ぜひ講座のホームページを見てください。 そして一度でも見学に来てください。 他の施設との“違い”を実感できるはずです。
(平成25年度プログラム) 竹田麻莉子
出雲の地に来て、一年が過ぎようとしています。
私は出身も、出身大学も広島ですが、島根大学での研修を選びました。
歯科の初期研修前半では先生の指導のもと、患者さんの診察や、多くの手術に参加し、実際に行なうことができました。
後半では病院の中の歯科の役割を認識し、疾患をもった患者さんへの歯科治療や口腔ケアを行なっています。 初めて学会発表や論文製作等もさせていただき、自分が思い描いていた内容以上に濃い研修内容です。
また指導医の先生方から基礎的なことから学術的なことなど、多くの指導をいただき自分を鍛えることができました。
島根大学は医学部附属病院であり、医科の先生ともお話しする機会もあるため、全身的な考察が必要な歯科治療を行なうことができ、 医師、看護師、多くの病院のスタッフの方々と交流しました。
研修を支えてくださった卒後臨床研修センターの先生、職員の方々、同期の歯科・医科の研修医、 先輩の先生方、歯科口腔外科講座の先生方ありがとうございました。
(平成22年度プログラム) 小池尚史
出雲に来て1年以上の時間が経過しました。あの日、福岡から夢と希望を胸にこの地に来たことが、つい最近のことのように思えます。
欲張りな私は、臨床はもちろん研究や学会にも力を注ぎたいと常々思っていました。 そんな思いを叶えてくれたここ島根大学医学部歯科口腔外科学講座。 実際、初期研修医であるにもかかわらず、日々の外来・病棟・手術にて数多くの症例に触れることができ、 論文・研究・学会発表など臨床以外でも幅広く活動させていただきました。 楽しく大変充実した研修医生活。唯一確信していた多忙さも、 私のスタミナをどん底にまで低下させるのに十分なものでしたが、それは単なる苦ではなく、充実感そして楽しさとして感じることができました。 また、他科の先生方とも触れ合う機会が非常に多く、医学を学ぶには絶好の場です。
将来、口腔外科医を目指す人、開業医を目指す人、色々な道があると思いますが、 ここ島根大学での研修は歯科医師人生において良質な糧となることを確信します。 もし、後悔のない研修医生活を送りたいと思われるのであれば、 この出雲の地で私たちとともに楽しく学んでみませんか。超一流の歯科医師像を思い描きながら。
(平成21年度プログラム) 利弘陽子
私が初期研修医として、この出雲の地に来てから早一年が経とうとしています。 この一年間を振り返り、様々なことに挑戦させて頂き充実した研修生活を送ることができました。
島根大学歯科口腔外科ではグループで臨床を行っています。 指導医の先生方、先輩の先生方に症例について質問しやすい環境にあります。医学部大学病院での研修では、全身疾患を抱えている患者さんに多く出会います。 他科の先生方と連携して患者さんを診ていく中で、全身管理について多く学ぶことができます。このような経験は将来に生かされるものとなるでしょう。
また臨床だけでなく、学会発表、論文作成や研究にもチャンスに恵まれています。私も1年目で学会発表の機会を頂きました。 もちろん初めてのことで戸惑いや不安もありましたが、周囲の先生方が指導してくださったおかげで無事に発表を終えることができ、 自分に自信を持つことができました。打ち上げで飲んだビールの味は格別なものでした。
島根大学歯科口腔外科では、<人に優しく世界に通じる臨床医の育成>を目標に掲げています。 協力施設での研修や接遇セミナーなど、目標を現実にするための研修が盛りだくさんです 周囲の方々の温かいサポートもあり、私もこの目標に少しでも近づけるよう自分の可能性を広げていきたいです。
人に優しく世界に通じる臨床医を一緒に目指しましょう。
(平成21年度プログラム) 矢野初実
島根大学での初期研修は大変充実しており、この1年間で沢山の貴重な経験をさせて頂くことができました。
病棟・外来業務や毎日のカンファレンスで沢山の症例に触れることができ、1年で多くの症例の診療・処置をさせて頂きました。 また、学会総会で口演発表をさせて頂いたり、沢山の講演を聴かせて頂き最新の知識を得ることができたり、 マナーセミナーを受講させて頂いたり、毎朝英語のカンファレンスをしたり、 各自の研究課題に取り組んだりと、他の研修施設ではなかなかできない様々な経験ができました。また、医学部歯科口腔外科で研修するメリットとして、 医科の研修医の先生方と一緒に勉強会に参加したり情報交換をすることで、全身疾患や薬物についての理解を深め日々の診療に生かす事ができるという ことも挙げられると思います。
このように島根大学では、恵まれた環境の中で日々新しい経験ができ、技術や知識だけでなく、社会人、医療人としての心構えまで学ぶことができます。 初期研修医でこれだけの経験ができたのも、研修医にも沢山のチャンスを下さり丁寧に指導して下さる教授や指導医の先生方、何でも質問し合い、 話し合うことのできる多くの仲間の研修医の存在があるからこそだと感じています。
島根大学医学部歯科口腔外科学講座のホームページでは、医局ニュースや医局員紹介等で私達の研修内容の一部や医局の雰囲気を見て頂く事ができますので、 そちらもご覧下さい。そして少しでも興味を持たれた方は、是非見学に来てみて下さい。
(平成20年度プログラム) 木村文彦
多くの不安と、それに負けないくらいの希望を胸に、出雲の地を踏んでから今日まで、あっという間の2年間でした。
ここ島根大学歯科口腔外科ではひとに優しく世界に通じることができる口腔外科医の育成という明確な指針のもと、臨床・研究を行っています。 その名の通り、入局1年目から様々な症例に携わることができ、多くの貴重な経験をさせて頂きました。
臨床において、有病者に対する歯科診療をはじめ、炎症、腫瘍、嚢胞、外傷などの疾患を有した患者さん、 インプラント治療適応の骨萎縮および歯牙欠損を有した患者さんに対し、 グループ単位で外来o病棟のマネジメントを行います。また、毎週水曜o金曜日に行われる手術は、 全身麻酔o局所麻酔の下で埋伏抜歯などのminor surgeryを1年目から執刀させていただき、 手術前の準備o段取り、手術手技、患者さんに応じた周術期管理を習得することができました。
当初は、先輩方の臨機応変、迅速かつ正確な対応についていくことができず、 自分の力のなさに歯がゆい思いをしたこともありましたが、多くの先生方や、同期の仲間、 スタッフのみなさんに支えられ少しずつ自分なりに動けるようになっていきました。
後期研修では1ヶ月間の救急部研修も行いました。歯科の分野だけに留まらず全身管理を学べる、 そんな他科の経験ができるのも大学病院の魅力の一つです。 いつもとは違う30日間、毎日が目からうろこの日々でした。縦のつながりだけでなく、 横のつながりも大切にしながら研修は進んで行きます。
研究面においては各自リサーチテーマがあり、学会発表や論文作成などに取り組んでいます。 臨床現場での経験が研究に反映され、研究で得た新たな知識を臨床現場に持ち帰る。 臨床と研究が多岐に及ぶため両立に難渋していますが、学生時代に学んだ"知識"が徐々に"実感"という形で自分自身にかえってくることをうれしく思います。 課題をひとつクリアすると、今までの見えていなかった別の課題が見えてきます。 しかし、この繰り返しが自分自身の成長につながっていくと信じ、日々奮闘しています。
本年4月からは益田赤十字病院に赴任になりました。 一人で不安もありますが、島根大学での経験を糧に自信と誇りを持ちながら、 謙虚さを忘れず地域のみなさんに貢献できればと思っています。
(平成20年度プログラム) 渡邊正章
~後期研修医からのメッセージ:後期研修を終えて~
島根での研修が始まり、早2年が過ぎようとしています。この島根大学での2年間は歯科の研修のみならず、 医学部口腔外科ならではの研修が多く経験できたと思います。 特に2年目の研修で一番印象的だったのは1ヶ月間の救急研修です。 歯科口腔外科は他科の研修と違い、ローテイションはありませんが、 この救急研修では医科の研修医や医科学生さんとも触れ合う機会があり、とても新鮮なものでした。
これから開業歯科医を目標としている研修医の一人である私にとってこの2年間はとても有意義なものだったと思います。 これまでの2年間の研修を今後の一般臨床に存分に活かしていきたいです。
出雲は山に海そして湖と自然に恵まれた素晴らしい場所です。我々と一緒に有意義な研修医生活を送ってみてはいかがでしょうか。
(平成20年度プログラム) 藤原崇平
『初期研修を終えて』
初期研修医としてこの島根大学で過ごした日々も早一年になろうとしています。 私がこの一年間を充実して過ごせたのは「縁」に恵まれていたからではないかと思います。
大学を卒業したばかりで右も左もわからない私を、厳しくも優しく指導して下さった指導医の先生方。とても身近な存在で、一番近い目標である研修医の先輩方。 そしてこの一年間、一緒に学んできた歯科初期研修医の仲間たち。皆さん本当に感謝しています。それだけではありません。 医科研修医の仲間との出会いや、森山先生をはじめ卒後センターの方々のご配慮がどれだけ助けになったかわかりません。
皆さんご存知ですか?「縁」は人と人との「縁」だけではないんですよ。医療人が症例に出会うのだって「縁」なんです。
島根大学の研修がとても素晴らしいところは外来・手術室・病棟といった実際の臨床の場において多種多様な症例に携われることです。 一般歯科治療、口腔外科処置のみならず、インプラント補綴治療や入院患者さんに対する口腔ケアなど、多岐にわたる歯科・口腔外科領域の臨床に取り組むことが出来ます。 また、島根大学口腔外科ではチーム医療を取り入れています。ちょっと難渋しそうな症例であっても、指導医の先生方や先輩方に質問しやすい環境で、 チーム皆で話し合って治療方針を決定し実際の診療に臨むことが出来ます。また、先生方の治療手技を身近に見学できとても勉強になります。
臨床だけではありません。研究発表にも力を入れています。今年度の歯科初期研修医の仲間たちは、一年目にもかかわらず全員が何らかの学会での発表経験があります。 初めは文章を書くことでさえ不慣れな私たちを周囲の先生方が温かくサポートして下さったおかげです。 臨床以外での自分の可能性を広げることが出来るのも大学病院ならではだと思います。
島根大学口腔外科では世界に通用する歯科医師の育成を目標に掲げています。
一人で達成は難しくとも、よき先輩・仲間たちと切磋琢磨すれば必ず実現すると私は信じて疑いません。 一流を超える超一流の歯科医師になる為に一緒に頑張りましょう。
皆さんもこの神話の国・出雲の地で「縁」結びしてみませんか。きっとあなたにも良縁が結ばれると思いますよ。
(平成19年度プログラム) 吉野綾
前期研修終盤、様々なことに挑戦させて頂いた1年であったことを実感すると同時に、 それらをより深めて自分のものにしたいと考え、引き続き後期研修を希望したことを思い出します。 一人で始まった前期臨床研修でしたが、今年は6人の後輩とともに賑やかに後期研修生活を送ることができました。
年末には1ヶ月間救急部研修を受けました。他科の先生方と直接お話できるのが総合病院の利点ではありますが、 初期研修の頃はあまりの知識のなさに萎縮してうまく話せないことが多々ありました。 しかし、日頃の臨床や救急研修を通して、自分で対応できる範囲が少しずつ広がってきていることを感じます。
さらに来春からはチームリーダーを拝命する予定です。 不安でいっぱいですが、一日でも早く頼りがいのあるリーダーになれるよう、臨床力、マネージメント力を鍛えて行きたいと思います。
また今年は社会人大学院生となり、論文作成や研究にも取り組んでいます。 臨床と研究の両立に難渋しているところですが、周りの先生方がサポートしてくださっているおかげで少しずつ研究も進んできています。 臨床の知識や経験もたくさん積みたい時期ではありますが、自分の可能性を広げるべく、大学人の本分としての論文作成や研究にも力を入れていきたいと思います。
医科の中の口腔外科での研修は、「全身の中の口腔」ということを強く意識しながら歯科研修を行うことができる利点があります。 口腔外科医だけでなく、一般歯科医を志す方にも有意義な時間になることでしょう。 また、環境の異なる協力施設での研修、インプラント研修、英語でのカンファレンス、接遇セミナーなど、 歯科医・病院スタッフ・社会人として様々な分野について学ぶことができます。 他施設ではなかなか経験できない研修がいろいろとあり、物足りなさを感じることはないと保証できます。
スペシャルな歯科医を一緒に目指しましょう。