専攻医からのメッセージ
皮膚科 小池 貴之
2021年4月より、島根大学皮膚科に入局しました小池貴之と申します。
皮膚疾患は感染症、腫瘍、アレルギー疾患、角化異常症など多彩で、膠原病などの自己免疫性疾患、内分泌疾患などの全身性疾患を背景に異常が現れることも少なくありません。皮膚科の最大の魅力は、症状がよくなっていく過程が目に見える事です。一目瞭然で治療が著効したのがわかりますし、その分患者満足度も高いです。当科では特にアレルギー疾患に関して県外から紹介受診される患者さんも多く、多くの症例を経験することができます。また下肢静脈瘤症例も多く、大学病院皮膚科の中で1番多くの年間手術症例を有しています。
私が思う当科での専門研修の最大の強みは、多くの処置・手技症例を経験することができる点です。特に手術症例では、専攻医1年目から執刀することができるため、自ら術式を勘案し、実際に手術を行い、術後経過を追うことができます。
島根大学皮膚科に興味のある学生の皆さん、研修医の先生方、ぜひ一度当科へ足をお運びください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしております。
呼吸器・化学療法内科 津田 洸旬
島根大学医学部附属病院 呼吸器・化学療法内科に所属しております、津田洸旬と申します。島根大学医学部を卒業した後に当院のたすきがけプログラムで初期研修を行い、現在はオール島根内科専門医研修プログラムに入り内科専門医研修中です。
これから内科に進もうという方は今後幅広い内科領域の経験が必要です。当院のプログラムでは不足している症例経験のために各科で連携しており、後期研修医が他科を短期間ローテーションしている姿をよく見かけます。ご覧の方の中には「初期研修でローテーションが偏っていたから内科領域の症例が足りないかもしれない」という理由で内科への選択肢を閉ざすような方もおられると思いますが、当院のプログラムであればそのような心配は不要です。他科の後期研修医でも必要な症例を割り当てて下さるので、症例数で躊躇っている方が居られたら、是非当院内科プログラムを検討してみてください。
また、J-OSLERに登録が必要な症例から、貴重な症例まで幅広く経験可能で、指導医の熱心な指導と先輩からの的確なアドバイスのおかげで、内科専門医に必要な症例は問題なく集積、登録ができます。皆様と一緒に働けることを心より楽しみにしております。
精神科神経科 山内 真喜夫
2023年度から島根大学の精神科専門研修プログラムで後期研修をさせていただいています。山内真喜夫と申します。
精神科での毎日は本当に勉強になります。患者さんは様々な背景、価値観を持っています。その対応が果たして良かったのか?日々、自分の行動や結果を振り返り成長することができます。
指導医の先生は方針や判断に迷った際には気軽に相談できますし、知識だけでなく患者さんへの接し方なども学ぶことができます。また、やる気に応じて様々な経験を積むこともさせてもらえる自由度の高い環境です。
精神科はあらゆる要素を総合的に見て判断・治療する分野です。とても奥深く、医者としての知識以外にも全てが参考になります。今までの自分の人生での成功・失敗、悩んだ時の心の状態など、自分自身の経験も活かせますし他の方の経験なども見聞きして参考にできます。
精神面での悩みは老若男女すべての人が抱えるものです。多くの人の助けとなり、自分自身も成長できる精神科に是非お越しください。
眼科 村上 華奈
眼科専攻医1年目の村上華奈と申します。ヒトは情報の約80%を視覚情報から得ていると言われています。眼科疾患は症状を自覚することが多く、QOLに直結していると言えます。そのため、治療により症状が改善することで患者様に大変喜ばれ、やりがいを感じております。
当科は専攻医の教育に力をいれており、専攻医1年目で白内障の執刀医になることができます。白内障の手術は本物の豚の目を使用したwet labで練習するのですが、当科では毎月複数回wet labが開催されており、全国的にも恵まれた環境にあります。医局の雰囲気ですが、若手医師が多く、和気あいあいとしています。上級医の先生方は大変指導熱心で、分からないことはいつでもすぐに質問できます。また、ライフステージを考慮した働きやすい環境整備を行っており、女性医師だけではなく男性医師の育休取得にも力を入れております。
是非一度見学にお越しください。皆様の入局をお待ちしております。