専門医研修プログラム救急科
島根大学医学部附属病院救急科専門研修プログラム(PDF形式:669KB)
(令和4年度募集1次審査通過プログラム)
公開しているプログラムは学会の一次審査を通過したものです。
専門医機構の二次審査後のプログラムは、専攻医登録システム上で確認してください。
特徴
当院救急科専門研修プログラムでは、救命救急センターを中心に院内各科と連携して高度な救急医療を学ぶことができます。とくに日本初のAcute Care Surgery講座による高度外傷センターを併設し、最先端の救急診療システムである「ハイブリッドER」を有しており、高度な外傷診療を経験できます。またERとしてあらゆる救急症例に24時間対応することで救急医として必要な知識・スキルを効率よく研修することができます。連携施設として島根県内を中心に多くの施設が参加するプログラムであり幅広い救急科研修が可能です。
募集関係
募集期間 | 令和5年2月1日(水)12時~令和5年2月14日(火)12時まで |
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募集定員 | 募集定員 3名 |
研修期間 | 3年間 |
モデルプログラム

プログラム連携施設 (施設名をクリックすると施設のホームページにリンクします。)
連携施設
県内施設
島根県立中央病院(島根県内基幹施設)、
松江赤十字病院、
雲南市立病院、
出雲徳洲会病院
県外施設
りんくう総合医療センター、
日本医科大学千葉北総病院、
宇治徳洲会病院、
済生会宇都宮病院、
横浜市立大学附属病院、
自治医科大学附属病院、
金沢大学附属病院、
自治医科大学附属さいたま医療センター、
藤田医科大学病院、
公立豊岡病院組合立豊岡病院但馬救命救急センター、
県立広島病院
関連施設
県内施設
独立行政法人国立病院機構 浜田医療センター、
松江市立病院、
松江生協病院、
松江記念病院、
独立行政法人地域医療機能推進機構 玉造病院、
安来市立病院、
医療法人陶朋会 平成記念病院、
町立奥出雲病院、
町立飯南病院、
出雲市民病院、
出雲市立総合医療センター、
大田市立病院、
公立邑智病院、
社会福祉法人恩賜財団島根県済生会 江津総合病院、
六日市病院、
益田赤十字病院、
益田地域医療センター 医師会病院、
隠岐広域連合立 隠岐病院、
隠岐広域連合立 隠岐島前病院
専攻医からのメッセージ

救急医学・救命救急センター / 向山 賢
はじめまして。島根大学医学部附属病院救急科専攻医1年目向山賢と申します。救急を将来の選択肢の1つとして意識するようになったのは、6年生の臨床実習でした。“青い人たち“に指導されながら最高の同期と実習を行い、救急も面白いと感じました。その時のことは今でも鮮明に覚えています。ただ、当時はメインの選択肢にはなっていませんでした。その後、初期研修で色々な診療科をローテーションするにつれ、数個の診療科に絞られ、その中の1つが救急でした。その後悩みに悩んで、最終的に急性期をしっかり診れて、commonな疾患を断らないところに惹かれて、救急を選びました。幸運なことに今年から総合診療科ともコラボでき、鑑別診断や病棟管理など、救急とは違った一面からのアプローチも学べています。当科は人員的にも少なく、これから医局を作り上げていく段階です。だからこそ、若い力が必要であり、他科とのコラボなど普通では考えられないことができています。あなたがやりたいことができる医局です。あなたの手で島大救急をつくりませんか。

Acute Care Surgery講座 高度外傷センター / 正田 智紗子
2022年度よりAcute Care Surgery講座に入局しました、専攻医の正田智紗子と申します。静岡県で生まれ育ち、大学は愛知県、初期研修は静岡県と東海地方をほとんど出たことがない人生でしたが、初期研修先の恩師に背中を押され、ご縁があって島根にやってきました。
初期研修医の頃は、状態の悪い患者様を前に身体が思うように動かず恐怖を感じていました。救急という分野には苦手意識がありつつ、冷静に対応する救急医の姿に憧れも感じておりました。漠然と救急医を目指す中で、健常者が一瞬で生死を彷徨う重症患者となる外傷という疾患領域で、患者を救命し元気な状態で家族の元へお戻しすることの難しさを感じ、救命される症例には必ず理由があるのだと考えるようになりました。島根ACSを見学し、ここで頑張れば重症外傷患者が助かる‘理由’になれると感じ、当講座の救急プログラムに志願しました。
当院は島根県全体から重症外傷が搬送され、DRCARやハイブリッドERを用いたハード面でハイレベルな診療が行われております。日々の診療は、救急×外科のダブルボードの先生方が両方の視点から病態をアセスメントし、カンファで議論し、手術を行っております。院内急変対応や病院前診療の活動も勉強になります。救急科プログラムでありながら専攻医が執刀し初療から周術期管理、退院後のフォローまで行っており、外科医としての経験も積めるので、ダブルボードを外科にしたい救急医レジデントには贅沢すぎる環境です。また、HCUやICUには外傷以外の疾患でも大学病院らしい重症患者を多く見かけ、大変興味深いです。
研修内容は多岐にわたり、日々学ぶことは尽きませんが、上級医のバックアップが充実しており、ためになるフィードバックもいただけて、支えられながら患者様と向き合うことができております。また、勤務体制がしっかりしており、休みの日は自分のために時間を使えるため、体力に不安がある女性でも頑張れる環境だと思います。
簡単に見学に来れる土地ではないですが、ACSに関心のある方でしたら一度でいいので見に来て肌で感じていただくと、ご自分の目指したい方向性を見つけられるのではないかと思います。
良いご縁に出会えますように。見学、相談、お待ちしています。
研修プログラム問い合わせ先
所属 救命救急センター・高度外傷センター
氏名 渡部広明
直通電話 0853-20-2752
FAX 0853-20-2753
Eメール h-watana@med.shimane-u.ac.jp
資料請求先・提出先及びその他問合せ先
〒693-8501 島根県出雲市塩冶町89-1
島根大学医学部附属病院 卒後臨床研修センター 専門研修等部門
電話:0853-20-2714
E-メール s-kouki@med.shimane-u.ac.jp
リンク先
- 救命救急センター http://suh-er.jp/
- 高度外傷センター http://www.shimane-u-acs.jp/
- 日本救急医学会 http://www.jaam.jp/index.htm
- 一般社団法人 日本専門医機構 https://jmsb.or.jp/

救急科

高度外傷センター
