専門医研修プログラム総合診療

島根大学医学部附属病院・大田市立病院 総合診療専門医コース 研修プログラム(PDF形式:1.2MB)
(令和5年度募集プログラム) 公開しているプログラムは専門医機構へ申請したものです。
専門医機構の審査後のプログラムは、専攻医登録システム上で確認してください。

特徴

 本プログラムでは、島根県内の人口や医師数が充実したエリアでの研修と、離島や中山間地域といった医療資源に乏しいエリアでの研修を組み合わせて行います。様々な患者層や医療ニーズに応える経験と現場での指導、3年間を通して行われる週1回のカンファレンスでの振り返りや勉強会での知識・技術の習得、島根県及び中国ブロック地区または全国の総合診療専門医を目指す専攻医との交流会(+勉強会)が頻繁に開催されており、総合診療ならではの幅広い経験を積み、研修終了後も成長し続ける医師としての土台を形成するプログラムとなっています。

募集関係

募集期間 令和5年2月1日(水)12時~令和5年2月14日(火)12時まで
募集定員 募集定員 1名
研修期間 3年間

モデルプログラム

プログラム連携施設 (施設名をクリックすると施設のホームページにリンクします。)

県内施設
松江赤十字病院松江市立病院玉造病院島根県立中央病院(島根県内基幹施設)、
出雲市民病院(島根県内基幹施設)、 大曲診療所出雲徳洲会病院(島根県内基幹施設)、
出雲市立総合医療センター 加藤病院(島根県内基幹施設)、 雲南市立病院(島根県内基幹施設)、
大田市立病院大田シルバークリニック、 上垣医院、 石東病院
済生会 江津総合病院(島根県内基幹施設)、 浜田市国民健康保険あさひ診療所
浜田市国民健康保険波佐診療所浜田市国民健康保険弥栄診療所(島根県内基幹施設)、
益田赤十字病院 津和野共存病院(島根県内基幹施設)、 隠岐広域連合隠岐病院
隠岐島前病院

プログラム統括責任者からのメッセージ

総合医療学講座 教授/ 牧石 徹也

皆さん、「総合診療専門医が自分にとって進むべき道なのか」、「総診のプログラムは県内にたくさんあるけど、どこがいいのか」など、いろいろ悩まれていることと思います。大切なことは、プログラムの側だけでなく自分自身についても深く内省することです。キャリア理論の代表的な考え方の一つである「計画的偶発性理論」(Krumboltz, JD)を簡単にご紹介しましょう。その骨子は、“キャリアの8割は予期しない出来事や偶然の出会いによって決定されるが、その予期しない出来事をただ待つだけでなく、積極的に行動したり周囲の出来事に耳を研ぎ澄ましたりすることによって自ら創り出し、かつ、それを意図的・計画的にステップアップの機会にすることができる”というものです。これを実践するための行動指針として次の5つが挙げられています。

・好奇心:たえず新しい学習の機会を模索し続けること
・持続性:失敗に屈せず、努力し続けること
・楽観性:新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
・柔軟性:こだわりを捨てること
・冒険心:リスクをとって行動を起こすこと


県内の総合診療専門医プログラムはそれぞれどれも素晴らしいです。どのプログラムに入っても、そこで精一杯がんばることです。比べる相手は同期ではなく“昨日の自分”です。応援しています。

研修プログラム問い合わせ先

所属   総合医療学講座
氏名   牧石 徹也
直通電話 0853-20-2635
FAX  0853-20-2634
Eメール makiishi@med.shimane-u.ac.jp

資料請求先・提出先及びその他問合せ先

〒693-8510 島根県出雲市塩冶町89-1
島根大学医学部附属病院 総合医療学講座 医局秘書 石飛 千子
電話:0853-20-2635
Eメール:sougou@med.shimane-u.ac.jp

リンク先