専門医研修プログラム泌尿器科

島根大学泌尿器科専門研修プログラム(PDF形式:947KB)
(令和4年度募集1次審査通過プログラム) 公開しているプログラムは学会の一次審査を通過したものです。
専門医機構の二次審査後のプログラムは、専攻医登録システム上で確認してください。

特徴

  1. 研修施設は島根大学附属病院を中心に、島根県立中央病院、東京(東邦大学医療センター、虎の門病院)および静岡 (聖隷浜松病院)の診療拠点病院と、地域医療を担う島根県内の中核病院の2群から構成されています。
  2. 泌尿器科専門医に必要な知識や技能、地域医療との連携や他の専門医への紹介・転送の判断を的確に行う能力の習得を目標として指導します。
  3. 大学院進学コース(学術的な涵養を目指す)、臨床修練コース(より高い臨床実施能力の獲得を目指す)、 奨学金コース(奨学金貸与を受けた初期研修医)、初期研修医支援資金コース(初期研修後に資金貸与を受けた初期研修医)など、後期研修医の希望や背景を最大限加味します。

募集関係

募集期間 令和4年1月6日(木)12時~令和4年1月18日(火)12時まで
募集定員 募集定員 6名
研修期間 4年間

モデルプログラム

島根大学泌尿器科専門研修プログラムでは、専門医機構のプログラム(半年以上は島根大学附属病院)と後期研修医の背景を十分に考慮し、4年間の研修期間のうち最短半年~2年間を基幹教育施設で研修することを原則とし、残りの2~3年半に関しては連携施設での研修となります。 大学院進学コースでは専門医取得前に大学院へ入学し、研修を同時に行うことが可能です。臨床修練コースにおいても原則的には2-3年目を研修連携施設で研修し、4年目に大学病院に戻って研修しますが、本人の希望や研修の進み具合により2年目以降の研修先に関しては専門研修委員会で決定することとします。さらに島根大学地域枠または緊急医師確保対策枠などで入学し、在学中に島根県より奨学金貸与を受け卒業された方を対象とした奨学金コースや、初期研修後に資金貸与を受けた初期研修医を対象とした初期研修医支援資金コースも設定しています。

プログラム連携施設 (施設名をクリックすると施設のホームページにリンクします。)

連携施設

県内施設
島根県立中央病院大田市立病院(島根大学医学部大田総合医育成センター)出雲市立総合医療センター
益田赤十字病院

県外施設
東邦大学医療センター 大森病院社会福祉法人 聖隷福祉事業団総合病院 聖隷浜松病院
国家公務員協同組合連合会 虎の門病院

研修協力施設

雲南市立病院町立奥出雲病院隠岐広域連合立隠岐病院公立邑智病院出雲徳洲会病院
出雲市民病院姫野クリニック大田姫野クリニック

専攻医からのメッセージ

泌尿器科 教授 / 和田 耕一郎

基幹病院として各地から紹介される、進行癌や治療困難症例に対して低侵襲手術や拡大手術を核とした集学的治療に取り組んでいます。当院では2012年よりロボット支援手術を施行しており、専門医取得前から術者あるいは助手として経験できます。また尿路の悪性疾患だけでなく結石や前立腺肥大症の手術も術者として担当できます。さらに、末期腎不全に対する透析のアクセス作成、導入、維持透析等も行なっており、島根県内唯一の腎移植認定施設として、生体も含めた腎移植医療も学ぶことができます。大学病院としての専門的知識、研究、診療技術を学ぶことができると同時に、高齢化が進む地域の病院への派遣を通して一般的泌尿器科疾患の診療ができ、研修早期から豊富な症例に対して責任ある診療を学ぶことで、泌尿器科専門医資格を取得できるよう最大限のサポートを致します。

泌尿器科 / 小林 祐介

私は今年度で島根大学泌尿器科専門研修プログラム4年目を迎えます。当プログラム最初の専攻医としてこれから仲間となる皆様に私が泌尿器科に決めた理由、泌尿器科の魅力をお伝えしたいと思います。
まず、診断から治療、終末期まで一貫して患者と関われることです。その自己完結性や独自性から他科から協力を依頼されることも多いですし、患者・家族との信頼関係を築くうえでも重要と思います。次に、泌尿器科領域が多岐に渡ること、手術はもちろん感染症や抗癌剤治療といった内科的治療、腎移植や男性不妊治療など、必ず自分の興味を引く分野が見つかると思います。また、私の場合は頼れる上級医との出会いが大きかったと思います。「困ったら24時間いつでも電話をかけてこい!」という男気溢れるセリフが最後の一押しになりました。その上級医は現在他院で勤務をされておりますが、当科にはいつでも相談できる環境が現在もしっかりあります。
最後に当院プログラムについて、研修終了に必要な単位は3年目まででほとんど取得できました。症例に困ることはないと思います。1~4年目までのモデルプランはありますが、より自分が興味ある分野に特化した研修へ柔軟に対応することも可能と思います。是非我々と一緒に働いてみませんか!

研修プログラム問い合わせ先

所属   泌尿器科学講座
氏名   和田耕一郎
直通電話 0853-20-2253
FAX  0853-20-2250
Eメール urology@med.shimane-u.ac.jp

資料請求・提出先及びその他問合せ先

〒693-8501 島根県出雲市塩冶町89- 1
島根大学医学部附属病院 卒後臨床研修センター 専門研修等部門
電話:0853-20-2714
E-メール s-kouki@med.shimane-u.ac.jp

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