専門医研修プログラム泌尿器科
島根大学泌尿器科専門研修プログラム(PDF形式:449KB)
(令和7年度募集プログラム)
特徴
- 研修施設は島根大学附属病院を中心に、島根県立中央病院、東京(東邦大学医療センター、虎の門病院)および静岡 (聖隷浜松病院)の診療拠点病院と、地域医療を担う島根県内の中核病院の2群から構成されています。
- 泌尿器科専門医に必要な知識や技能、地域医療との連携や他の専門医への紹介・転送の判断を的確に行う能力の習得を目標として指導します。
- 大学院進学コース(学術的な涵養を目指す)、臨床修練コース(より高い臨床実施能力の獲得を目指す)、 奨学金コース(奨学金貸与を受けた初期研修医)、初期研修医支援資金コース(初期研修後に資金貸与を受けた初期研修医)など、後期研修医の希望や背景を最大限加味します。
募集関係
募集期間 | 準備中 |
---|---|
募集定員 | 6名 |
研修期間 | 4年間 |
モデルプログラム
島根大学泌尿器科専門研修プログラムでは、専門医機構のプログラム(半年以上は島根大学附属病院)と後期研修医の背景を十分に考慮し、4年間の研修期間のうち最短半年~2年間を基幹教育施設で研修することを原則とし、残りの2~3年半に関しては連携施設での研修となります。 大学院進学コースでは専門医取得前に大学院へ入学し、研修を同時に行うことが可能です。臨床修練コースにおいても原則的には2-3年目を研修連携施設で研修し、4年目に大学病院に戻って研修しますが、本人の希望や研修の進み具合により2年目以降の研修先に関しては専門研修委員会で決定することとします。さらに島根大学地域枠または緊急医師確保対策枠などで入学し、在学中に島根県より奨学金貸与を受け卒業された方を対象とした奨学金コースや、初期研修後に資金貸与を受けた初期研修医を対象とした初期研修医支援資金コースも設定しています。
プログラム連携施設 (施設名をクリックすると施設のホームページにリンクします。)
連携施設
県内施設
島根県立中央病院、 大田市立病院(島根大学医学部大田総合医育成センター)、 出雲市立総合医療センター、
益田赤十字病院、 雲南市立病院、 独立行政法人国立病院機構 浜田医療センター
県外施設
東邦大学医療センター 大森病院、 社会福祉法人 聖隷福祉事業団総合病院 聖隷浜松病院、
国家公務員協同組合連合会 虎の門病院、 社会医療法人寿楽会 大野記念病院、 大阪公立大学医学部附属病院、
医療法人 宝生会 PL病院、 大阪市立総合医療センター、 ベルランド総合病院、 八尾市立病院、
岡山大学病院、 香川県立中央病院
研修協力施設
町立奥出雲病院、 隠岐広域連合立隠岐病院、 公立邑智病院、 出雲徳洲会病院、
出雲市民病院、 姫野クリニック、 大田姫野クリニック
専攻医へのメッセージ
泌尿器科 教授 / 和田 耕一郎
基幹病院として各地から紹介される、進行癌や治療困難症例に対して低侵襲手術や拡大手術を核とした集学的治療に取り組んでいます。当院では2012年よりロボット支援手術を施行しており、専門医取得前から術者あるいは助手として経験できます。また尿路の悪性疾患だけでなく結石や前立腺肥大症の手術も術者として担当できます。さらに、末期腎不全に対する透析のアクセス作成、導入、維持透析等も行なっており、島根県内唯一の腎移植認定施設として、生体・献腎からなる腎移植医療も学ぶことができます。大学病院としての専門的知識、研究、診療技術を学ぶことができると同時に、高齢化が進む地域の病院への派遣を通して一般的泌尿器科疾患の診療ができ、研修早期から豊富な症例に対して責任ある診療を学ぶことで、泌尿器科専門医資格を取得できるよう最大限のサポートを致します。
島根県の泌尿器科医は増えつつありますが、まだ十分とはいえません。是非、初期研修でローテーションして頂き、泌尿器科に触れていただきたいです。
専攻医からのメッセージ
泌尿器科 / 吉岡 彩織
令和4年より島根大学泌尿器科専門研修プログラムに進みました、吉岡彩織です。私は現在大学病院で後期研修医をしています。当プログラムを選択した理由は、経尿道手術からロボット手術まで幅広い症例を経験できることと、卒業校であり慣れた環境で研修できるからでした。
実際研修をスタートしてみて、手術だけではなく外来も早いうちから担当させて頂いています。外来、病棟、手術を中心に、排尿障害をはじめとした内科治療や、悪性疾患の周術期・術後のフォローアップ、感染症、化学療法など、たくさんの症例を診ることができます。症例数に困ることはないと思います。
また、泌尿器科は疾患も分野も多岐にわたるので勉強することが多いですが、定期的なチームや医局全体のカンファレンスがありますので、上級医に相談しやすく、標準治療を学びやすい環境だと思います。
少ない人数ですが育児にも配慮頂いており、自分のペースで働くことができています。少しでも興味がありましたら、ぜひ一度遊びに来てくださいね^^
研修プログラム問い合わせ先
所属 泌尿器科学講座
氏名 和田 耕一郎
直通電話 0853-20-2253
FAX 0853-20-2250
Eメール urology@med.shimane-u.ac.jp
(※上記のメールアドレスへの特定電子メールの送信を拒否いたします)
資料請求・提出先及びその他問合せ先
〒693-8501 島根県出雲市塩冶町89- 1
島根大学医学部附属病院 卒後臨床研修センター 専門研修等部門
電話:0853-20-2714
E-メール s-kouki@med.shimane-u.ac.jp
(※上記のメールアドレスへの特定電子メールの送信を拒否いたします)
リンク先
- 泌尿器科 https://uro-shimane.jp/
- 日本泌尿器学会 https://www.urol.or.jp/top.html
- 一般社団法人 日本専門医機構 https://jmsb.or.jp/