後期研修医科カリキュラム麻酔科｜後期研修医科｜卒後臨床研修センター

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後期研修医科カリキュラム麻酔科

目標・理念

麻酔科学は近年、生体管理学または生体制御学と称されるようになりました。周術期麻酔管理・集中治療領域においては、生体管理学として個々の主要臓器の障害を統括的に診て、全体のバランスを保ちながら全身管理を行うことが求められます。
このような全身管理学の視点から麻酔科学を、また医師として必要不可欠な、汎用性の高い知識や技能（例えば心肺蘇生、集中治療など）を私の教室では伝え、麻酔・ペインクリニック・集中治療分野で種々の能力を持ったモチベーションの高い麻酔科医の育成を教室の目標にしています。

診療科概要

当麻酔科は、手術室での麻酔管理のみならず、そこで習得した知識や技術を活用し、集中治療部での全身管理、ペインクリニックでの疼痛治療、緩和医療など幅広い分野で活躍しています。
また大学病院や多くの関連病院において、これらの分野の充実した研修が可能です。講座開設以来、硬膜外麻酔、疼痛機序などに関する基礎研究、臨床研究を行っており、多くの先輩が海外留学・国内留学も経験しています。当麻酔科は、明るい風通しのよい雰囲気で、また個々の麻酔科医が積極的に研究や勉強会を開くなど、個々の能力、個性を生かせる環境が備わっています。皆さんと共に、さらに発展していけることを期待しています。