後期研修医科 カリキュラム整形外科

目標・理念

本学の基本理念である"国際的視野に立った豊かな教養と倫理観を備え、かつ、科学的探求心に富む人材の育成"と"医学の向上を目的として教育研究および医療を行うとともに人類の福祉に貢献する"という理念のもと、整形外科(学)に取り組むことを通して、人間性が豊かで思いやりがあり、人類の福祉に貢献できるような医学・医療を拓くことのできる医療人の育成をめざします。

診療科概要

整形外科(学)の使命は損なわれた運動機能を回復・改善させ、日々の生活が快適で充実したものになるための医学・医療を提供することにあります。
その対象は年齢においては小児から高齢者まで幅広く、部位では手足、脊椎、脊髄、末梢神経、関節などに及び、疾患では骨折などの外傷、先天性疾患、変形、炎症、腫瘍、加齢変性疾患など多岐にわたっています。
とりわけ、近年のスポーツ人口の増加に伴い、スポーツ外傷・傷害の発生率は増加し、特に膝関節傷害の占める割合は高くなっています。

当科では膝関節や肩関節のスポーツ外傷・障害に対する関節鏡視下手術が年間200件以上に及ぶことは特色の1つであります。特に膝前十字靱帯損傷に対する手術は各地からの紹介患者によるものが多いです。また、脊椎・脊髄外科では、内視鏡を用いた最小侵襲手術も行っています。さらに、高度な変形性膝関節症、股関節症に対する人工関節置換術は年間50件以上行っています。
また、骨軟部腫瘍に対する患肢温存手術やマイクロサージェリーを用いた手の外科手術も行い、これらに関連した学会活動、臨床研究を盛んに行っています。

研修プログラム ダウンロード

下記の研修プログラムをダウンロードしてご覧ください。

診療科一覧