初期研修医科 カリキュラム小児外科

目標

GIO

小児を幅広く診療できるようになるために、小児の主な外科的疾患について理解を深める。

SBOs

  1. 日常よく遭遇する疾患としての鼠径ヘルニア、臍ヘルニア、停留精巣、包茎の病態を説明し、治療の原則を述べることができる。
  2. 同じく、鼠径ヘルニア、臍ヘルニア、停留精巣、包茎の診察法を習得し、診断を確定することができる。
  3. 同じく、鼠径ヘルニア、臍ヘルニア、停留精巣、包茎の手術に参加し、手術のポイントについて討議することができる。
  4. 小児の輸液法を理解した上で、一般的な術後管理の指示を出すことができる。
  5. 小児の消化管・泌尿器の造影検査の適応と、主な疾患の所見を述べることができる。
  6. 小児の腹部超音波検査の適応と、主な疾患の所見を述べることができる。
  7. 小児の腹部超音波検査を行い、臓器や異常所見の描出ができる。
  8. 小児の腹痛を来す疾患を列挙し、鑑別方法を述べることができる。
  9. 小児急性虫垂炎の診断法を説明し、鑑別すべき疾患を列挙することができる。
  10. 小児に手術を行う上で、配慮すべきことを説明することができる。

方略

外来、検査室で、小児外科患者の診療の見学や介助を行う。また、上級医・指導医の指導のもと、受け持ち医として主体的に診療する。

  • 教授回診、術後病理検討、術前・術後症例検討、抄読会は消化器外科・肝胆膵外科に準じる。
  • 外来見学:週2回(月・木)。上級医の診療の見学を行う。また、初診患者の問診や診察を行う。
  • 造影検査(消化管・泌尿器):適宜。検査の介助を行い、得られた画像の所見を記録する。
  • 手術:原則的に、全ての手術において、助手あるいは見学を行う。
  • 小児外科地方会、小児科地方会等に、積極的に参加する。

評価

形成的評価

  • SBOsに対する到達度について、自己評価と指導医による5段階で評価する。

総括的評価

  • 指導医および看護師等による態度・技能を評価する。
  • 終了前に、最も印象に残った手術に関して、小児外科スタッフとディスカッションをして、理解度を評価する。
  • 鼠径ヘルニア、臍ヘルニア、停留精巣、包茎、急性虫垂炎のいずれか一つの疾患に関し、診療科長による口頭試問を行い、理解度を評価する。
  • EPOCにより評価する。
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