専門医研修プログラム放射線科

島根放射線科専門研修プログラム(PDF形式:571KB)
(1次審査通過プログラム)

特徴

 島根大学医学部附属病院では、画像診断法(X線単純撮影、超音波検査、CT、MRI、核医学検査)、IVR、放射線治療、放射線の安全管理を習得し、診療能力に加え、教育・研究などの総合力を培います。
 県立中央病院、大田市立病院、益田赤十字病院、松江生協病院では、急性期疾患、高頻度疾患の画像診断、IVR及び放射線治療の総合的な診療能力を、出雲市立総合医療センターでは、PET検査の適応と読影の実際を、兵庫粒子線センター、神戸低侵襲医療センターでは、放射線治療の適応、治療計画、治療の実際を研修します。

募集関係

募集期間 3次募集  平成30年2月16日から平成30年3月5日
専攻医募集の3次募集は締め切りました
募集定員 7名(当初募集定員 10名)
研修期間 3年間

モデルプログラム

プログラム連携施設 (施設名をクリックすると施設のホームページにリンクします。)

県内施設
島根県立中央病院 放射線科・放射線治療科大田市立病院 放射線科益田赤十字病院 放射線科
松江生協病院 放射線科出雲市立総合医療センター 放射線科

県外施設
兵庫県立粒子線医療センター 診療部、 神戸低侵襲がん医療センター 放射線治療科

後期研修医からのメッセージ

島根大学医学部附属病院 放射線科 / 丸山光也

画像診断・画像下治療(IVR:interventional radiology)の道

 画像診断は疾患の治療方針決定,悪性腫瘍の病期診断・術後再発/転移検索などにおいて,重要な役割を担っています.また画像下治療(IVR:interventional radiology)は止血術・血管形成術・膿瘍ドレナージ術など低侵襲な治療を提供しています.私はその魅力にひかれ,画像診断・IVRの道を選択しました.専門医取得のためには専門医制度により定められた必要症例数・到達目標を達成する必要があります.当科では,その症例数・目標を達成できるよう,他施設と協力しあう後期研修プログラムが組まれています.私は放射線科専門医を取得したのち,先輩方のご指導のおかげで,放射線診断専門医・IVR専門医を取得しました.現在は日常業務に加え,学会発表・論文作成に力を注いでいます.専門医試験を終えたばかりで,未熟ですが,その分皆さんに近い立場からアドバイス・指導ができます.皆さんと一緒に仕事ができるのを楽しみにしています.

島根大学医学部附属病院 放射線治療科 / 植 敦士

 放射線治療科はあらゆる種類のがん治療に携わることができます。
 また、がんの根治的治療はもちろん、術後の再発防止など、そして骨転移の痛みをとるなど緩和治療としても重要な役割を果たしています。
 私は放射線治療の高い応用力、専門性に惹かれこの道を進むことに決めました。当院では放射線治療専門医資格の取得に必要な設備がすべて整っており、全ての領域の放射線治療の研修を行うことができます。さらに、がんに携わるほとんどの科と合同カンファを定期的に行っており、知識の共有、治療方針の決定に関与することができます。
  当科は「放射線治療の治療計画ができる人を育てるのではなく、幅広いがんの知識をもった放射線腫瘍医を育てる」ことを教育理念に掲げ、状況に応じた臨床的判断、緊急性の評価など、多岐にわたり日々手厚く指導を受けています。科学の進歩とともに放射線治療は今後もますます発展が見込まれ、より患者さんにやさしく、効果的な治療になっていくことが期待されます。ぜひ一緒に放射線腫瘍医としてこれからのがん治療を切り開いていきましょう。

研修プログラム問い合わせ先

所属   放射線科
氏名   教授 北垣一
直通電話 0853-20-2286
FAX  0853-20-2285
Eメール kitagaki@med.shimane-u.ac.jp

所属   放射線治療科
氏名   教授 猪俣泰典
直通電話 0853-20-2287
FAX  0853-20-2582
Eメール inomata@med.shimane-u.ac.jp

資料請求先・提出先及びその他問合せ先

〒693-8501 島根県出雲市塩冶町89-1
島根大学医学部附属病院 卒後臨床研修センター 専門研修等部門
電話:0853-20-2714
E-メール s-kouki@med.shimane-u.ac.jp

リンク先