初期研修医科 カリキュラム小児科

目標

GIO

小児の特性とともに小児期特有の疾患を理解し、小児医療の基本を習得する。

SBOs

  1. 医師としての基本姿勢が取れる。
  2. 小児科特有の病歴を聴取できる。
  3. 小児特有の所見を理解し、年齢に応じた身体所見がとれる。
  4. 正常小児の成長・発達を理解し、適切な評価ができる。
  5. 基本的臨床検査の小児の基準値を理解し、解釈できる。
  6. 小児の基本的な治療法を理解する。
  7. 小児への基本手技が実施できる。
  8. 小児の予防接種の種類・接種時期・適応を理解する。
  9. 適切な医療記録を記載できる。
  10. 頻度の高い小児の症状・疾患に対応できる。
  11. 虐待について理解する。
  12. 伝染性疾患について理解する。

方略

  • 指導医および上級医のもとで各研修医が5名程度の入院患者を受け持ち、主体的に診察および処置をする(病棟)。
  • 指導医および上級医のもとで各研修医が基本的手技の研修を行う(外来)。
  • 教授回診 週1回(火曜)。受持ち患者に関してプレゼンテーションを行う。
  • 症例検討 週1回(火曜)。現在の問題点を中心に、受持ち患者に関してプレゼンテーションを行う。
  • 抄読会 週1回(火曜)。ローテーション中に1度発表する。
  • 小児科関連の専門医によるレクチャーを受ける。
  • その他、小児外科・小児科、産科・小児科および臨床遺伝カンファレンスに積極的に出席する。

評価

<形成的評価>

  • SBOsに対する到達度について、自己評価と指導医による5段階で評価する。
  • 指導医がケースプレゼンテーションにおけるプレゼンスキルを評価する。
  • ローテーション中に養成コース長による面接評価を行う。

<総括的評価>

  • 修了時に評価表を提出する。
  • 指導医が目標項目について到達度を評価する。
  • EPOC2による評価を行う。
  • メディカルスタッフの評価も取り入れる。
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