初期研修医科 カリキュラム小児科
目標
GIO
小児の特性とともに小児期特有の疾患を理解し、小児医療の基本を習得する。
SBOs
- 医師としての基本姿勢が取れる。
- 小児科特有の病歴を聴取できる。
- 小児特有の所見を理解し、年齢に応じた身体所見がとれる。
- 正常小児の成長・発達を理解し、適切な評価ができる。
- 基本的臨床検査の小児の基準値を理解し、解釈できる。
- 小児の基本的な治療法を理解する。
- 小児への基本手技が実施できる。
- 小児の予防接種の種類・接種時期・適応を理解する。
- 適切な医療記録を記載できる。
- 頻度の高い小児の症状・疾患に対応できる。
- 虐待について理解する。
- 伝染性疾患について理解する。
方略
- 指導医および上級医のもとで各研修医が5名程度の入院患者を受け持ち、主体的に診察および処置をする(病棟)。
- 指導医および上級医のもとで各研修医が基本的手技の研修を行う(外来)。
- 教授回診 週1回(火曜)。受持ち患者に関してプレゼンテーションを行う。
- 症例検討 週1回(火曜)。現在の問題点を中心に、受持ち患者に関してプレゼンテーションを行う。
- 抄読会 週1回(火曜)。ローテーション中に1度発表する。
- 小児科関連の専門医によるレクチャーを受ける。
- その他、小児外科・小児科、産科・小児科および臨床遺伝カンファレンスに積極的に出席する。
評価
<形成的評価>
- SBOsに対する到達度について、自己評価と指導医による5段階で評価する。
- 指導医がケースプレゼンテーションにおけるプレゼンスキルを評価する。
- ローテーション中に養成コース長による面接評価を行う。
<総括的評価>
- 修了時に評価表を提出する。
- 指導医が目標項目について到達度を評価する。
- EPOC2による評価を行う。
- メディカルスタッフの評価も取り入れる。
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